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第5話
「おはよーっす」
「おっす~。ってお前なんかクマやばくね?」
翌日、登校すると隣の席の牧田から、みるからに目立つクマを指摘された。
「なんかあんまり寝れなくてさ~ふああ」
あくびをしながら、返事すると、牧田はへぇーと相づちをうちながら、おおきなあくびをした。
あくびってなんかつられるよな、分かる。
そのまま椅子に座ると、眠さのあまりそのまま机に突っ伏した。
(やばい、今日の授業、全部寝れるわ。あー、でも一限目の先生厳しいから寝たら怒られるな、でもねむt)
「尚、おはよ」
ガバッ!
突然頭上から、修希の声がして、反射的に頭が上がる。
寝不足の原因が、俺の顔を見て、ニコッと笑った。
「どうしたの?その顔。クマひどいよ」
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