33 / 33

第33話(あとがき)

湊の情けない姿を書きたい、彼を両想いにさせてあげたい、そんな想いで書きました。思った以上に甘々カップルになってホッとしてます。肇のキャラがだいぶ丸くなりましたね。彼は、筋が通らない事は嫌いな子なので、何でも受け入れる器を持つ漢です。 逆に湊は女々しいですね。そして肝心な所で照れるという、可愛い一面もありました。 過去作【高校生活、思ったのと違うんですけど。】の司と純一のイチャイチャも書けてスッキリです。司の環境が特殊だった為に、彼の心情も割と複雑なんですよね。父親への愛情と尊敬はあるものの、かなり奔放な累なので、また放って置かれることに不安を感じていますが、そろそろ精神的に自立しても良いかな? 純一もいるし、という事で噛みグセのエピソードはどうしても入れたかったです。 この後、湊は順調にエリートへの道を歩んでいくんでしょうね。ってか、旦那に話したら「湊、オカンやな」って言われました。肇の部屋を掃除する湊、寝起き悪い肇を起こす湊……オカンや。 ではではこの辺で。また次回作でお会いしましょう。

ともだちにシェアしよう!