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勝利の晩餐
「すぐに慣れる」
すぐに言い返したシャルールの額は汗ばんでいる。
ぐっと腰を推し進めたシャルールが、汗で張り付く髪をかき上げる。
「大丈夫か?」
シャルールに訪ねられて、「とても、熱い」と答えた。
シャルール自身もこの室内も、僕も熱い。
「俺も熱い。興奮して身体が燃え上がりそうだ」
「こ、怖いこと言わないでくださいっ」
あんなに焼ける姿をもうみたくない。
「燃え上がってもお前が冷ましてくれればいい」
微笑んだシャルールが僕の頬を撫でるとゆっくりと腰を動かした。熱いそれのくびれが腹側の快感を生み出す場所を刺激すると再び甘い喘ぎが溢れ出した。
与えられる快感にひっきりなしに声を上げて、熱い身体に助けを求める。
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