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第14話出逢うために生まれた

僕たちはなぜ出逢ってしまったの? あの時少しだけ廊下に出るのが遅ければ 僕ば君を知らずにすんだよね そしたらふたりはこんなに泣かなくて も良かったね 君の頰に触れて 唇を重ねると この悲しみは 魔法のように消えていく 君の腕の中で微睡み 君のすべてで愛される喜び 離れたくないと僕が泣く 離したくないと君が泣く 誰が決めるの? 誰が認めるの? 僕たちの愛の深さを お互いの高まりは お互いの熱量は お互いの中に吐き出される 君は僕を抱き締め 僕は君を抱き締め やがて ひとつの塊になる 至福の時は止まる 永遠に

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