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あとがき
あとがき
こんにちは。大波小波です。<(_ _)>
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!
非道に堕ちた哲哉が、可憐な玲衣に心を開いていく、再生の物語。
いかがでしたでしょうか。
オレ様キャラなのに、恋に純な哲哉さん。
玲衣との微笑ましいやりとりは、書いていて楽しいものがありました。
辛い過去を背負いながらも、前へ進むことを忘れない、玲衣くん。
冷たい仮面の下からのぞく、哲哉さんからの愛を受け止めることのできる、健気な子になりました。
陰になり日向になり、頑張ってくれた池崎さん。
彼には、助演男優賞を与えたいところです。
玲衣の父が絡む事件は、実を言えば書きにくいシーンでした。
父の悪さを、どこまで表すか……。
結局あまり深入りせずに、すぐに哲哉に助けに入らせました。
少し物足りないかな、とも感じましたが、今はこれで良かったと思っています。
そして、哲哉の過去に傷つけたモデルの少年たちへの贖罪。
本来ならこれで許されるはずではないのですが、これもライトに書きました。
すでにハッピーエンドが目前でしたので、重くしたくなかった、というところです。
これまでにいただいたリアクションやお気に入り登録、しおりに励まされ、何とか書き上げることができました。
本当にありがとうございました!
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
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