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第16話 恋と憧れ

「え? ちょっと待って、いま何て、」  夕方のことが気になった俺は、部屋に帰ってからニゲルに何を知っているんだと問いただした。隠すつもりはなかったんだろうが、ヒューゲルさんが関わっていることになると途端に嫌な顔をするニゲルは、渋々といった感じで話し始めた。 「だから、アイクはあの人のことが好きなんです」 「……アイクが、ヒューゲルさんを? っていうか、いつから? だって出会ってそんなに経ってないよね?」 「恋に時間なんて関係ありません。俺だって一目見た瞬間に恋に落ちたんですから」 「え?」 「だから、一目惚れなんです。俺はハイネさんに一目惚れだったんです」  突然の告白に、思考が完全に停止した。 (ニゲルが、俺に一目惚れ……って、いや、最初の頃に何度も聞いてはいたけど……)  あれはてっきり口説くために言っていたのだと思っていた。しかし目の前の顔は真剣で、嘘をついているようには見えない。 「勘違いされる前に言っておきますけど、一目惚れしたのは美人だからってだけじゃないですよ? あー、いえ、美人っていうのも半分……、半分以上は、ありましたけど」 「それは別にいいんだけど……」  自分の容姿のことは俺が一番よく理解している。老若男女から美人だと言われるこの容姿を思う存分活かして冒険者たちとベッドを共にしてきたのだし、いまさらカマトト振る気はまったくない。 「隠し事したくないんで言いますけど、俺、美人じゃないと駄目なんです。最初に声をかけてきた人が街一番の美人って言われていた女性だったからか、まぁ、一種のトラウマみたいな感じで」 「トラウマって……」  美人を好きになるトラウマなんて、あるんだろうか。それはただの美人好き、つまり面食いというのでは?  俺がそう思っていることがわかったのか、ニゲルがハァとため息をついた。 「これはもうトラウマですよ。だって、美人じゃないとイけないなんて、もはや呪いでしょ?」  聞けば初体験で何かあったらしく、それ以来、美人が相手でなければイけなくなったらしい。たとえセックスできてもイけないというのは、たしかに呪いに近いかもしれない。 「……もしかして、それもあって魔術を?」 「セックスに関してはどうしようもないくらい最低なんです。そんなときにサウザンドルインズにとんでもない美人がいるって聞いて。ちょうど別の街に移動しようと思っていたときだったんで、好奇心もあってここに来ました」  なるほど、それで初対面のときの「予想以上だ」という言葉になったのか。 「でも、美人ってだけで好きになったんじゃないですからね? そりゃあ最初はとんでもない美人で驚いたんですけど、でも実際はとんでもなくかわいい人だったし、体の相性も抜群だし、慣れてるっぽいのにそうでもなくて即オチだし、初日に絶対に手に入れるって決意しました」  そのまま「泣き顔もかわいいし、喘ぎ声もかわいいし、すぐに勃起する乳首もかわいいし、使ってなさそうなチンコもかわいいし、俺のを何なく咥えるアナルもかわいいし」と続き、慌てて両手で口を塞ぐ。 「もう、俺のことはいいから。それより、さっきのアイクの話、本当に?」 「気づいているのは俺だけじゃないですよ? サザリーさんも気づいているみたいだし、あの人もわかってると思います」 「え……?」  ヒューゲルさんも、アイクの気持ちを知っているってこと? 「あの人、周りの人の気持ちに敏感みたいですから」 「あー、うん、昔から気配りもできる優しい人だけど」  俺がそう言うと、途端に灰青色の目がスッと細くなった。 「ニゲル?」 「あの人のことを褒めているのを見るのは、正直気分はよくないです」 「褒めるっていうか、みんなそう思ってるよ?」 「わかってます。それがあの人のいいところだろうし、俺にとってもよかったところでしょうし」 「どういうこと?」 「だって、あの人がハイネさんの気持ちを優先していたから、ハイネさんはあの人のものになっていなかったってことでしょ? だから、俺にとってもいいところではあります」  そう言ったニゲルにキスをされた。 「……なんていうか、ニゲルは正直だよね」 「あなたに嘘なんて言いませんよ。まぁ、あの人もハイネさんのことで学んだのか、今回は相手の気持ちばかりを見ているわけじゃなさそうですけど」 「それって……」 「アイクに好意を持たれてることを知っていて、自分から声をかけているみたいですからね。たぶん今日も、酒場で夕飯を一緒にって約束でもしていたんだと思いますよ」  アイクはヒューゲルさんを好きで、それに気づいているヒューゲルさんがアイクに声をかけて、……でも、アイクは遠慮して帰ってしまった。 「でも、アイクは帰ったよな?」 「たぶん、自分の気持ちをはっきり自覚できてないんじゃないですかね」 「いや、でもアイクがヒューゲルさんを好きだって、おまえもサザリーもわかってるって」 「アイクは剣士に過剰な憧れを持ってるみたいですから、あの人への気持ちが憧れなのか恋愛的なものなのか、わからなくなってるんだと思いますよ。はたから見れば恋してるなんてバレバレなのに」  そういうものなんだろうか。長くそういう気持ちを拒絶してきた俺には、よくわからない。 「あー、よくわからないって顔してるハイネさんもかわいいです」 「ちょっと、」 「ハイネさんって、周りの人のことをよく見ているのに恋愛に関しては鈍いですよね」 「……ばかにしてる?」 「違いますって。そういうところもかわいいなぁって話です」  にこりと笑った顔にドキッとしている間に、今度は頬にキスをされた。そのまま耳たぶにキスをされ、首筋をチュッと吸われる。それだけでぞくりとしたものが体に走ったが、このまま流されないぞとニゲルを押し退けた。 「ハイネさん?」 「アイクはいつから、っていうか、本当に気がつかなかったんだけど」  アイクのことだけじゃない。毎日のように顔を合わせるヒューゲルさんのことにも気づかなかった。  一体いつからなのか、そんなに俺は鈍感だということなのか……、そう思うと少し落ち込みそうになる。 「結構前じゃないかな。あー、そうだ、アイクが俺に“黒手の剣士”じゃないかって訊いてきたくらいから、俺は気づいてましたけど」 「え? そんな前から……?」  あのとき俺は、てっきりアイクはニゲルに気があるんだと思っていた。直後に勘違いだったんだと思いはしたけれど、まさか本当に最初から勘違いだったとは。 「じゃあ、その頃からヒューゲルさんも……?」 「たぶん。日中、あの人が受付台のアイクを目で追っているのを何度か見たんで。たしか、その前に魔獣の森で助けたとか言っていた気がします。そのあたりから気にかけていたんじゃないですかね」 「魔獣の森って、アイクが魔獣の森に行ったってこと? ってニゲル、手、」 「知り合いを見送るのに近道しようとしてって言ってましたけど。っていうか、もう二人のことはいいじゃないですか」 「んっ、ちょ、ニゲル、」  ソファに押し倒してきたニゲルを何とか押し返し、「教えてくれればよかったのに」と睨んだ。そうすれば早とちりで勘違いをすることもなかったし、変な不安や焦りに困惑することもなかった。 「何をです?」 「だから、二人のこと。そんな前から知ってたのなら、教えてくれてもよかったじゃないか。……って、まさかヒューゲルさんが関わってるから教えてくれなかったとか?」  スッと逸れた視線から、指摘が当たったのだとわかった。 「おまえね……」 「それだけじゃないですけど。……あ、」  しまったという顔をしたニゲルに、今度は俺がのしかかるように距離を詰める。 「どういうこと? 俺には言えないこと?」 「あー……、言えないというか、」 「言えないの?」 「……言いますけど、怒らないでくださいね。……ハイネさんがアイクに嫉妬してるのがかわいくて、つい黙っていたというか……」  言われた内容に、ぽかんとした。 (俺がアイクに嫉妬していた……、って、俺が?)  ニゲルの言葉で、ようやく胸の奥をざわつかせていたものの正体がわかった。不安や焦りを感じていたのは嫉妬していたからだったのだ。  わけのわからないものが何かわかれば、いろんなことがストンと腑に落ちた。憧れや恋心は経験したことがあったけれど嫉妬は初めてだな、そう思ったら、なんだか笑えてくる。 「ハイネさん?」  急にクスクスと笑い始めた俺に、灰青色の目がきょとんとした。そういう表情はやっぱり年齢より童顔に見えるなと思いながら、慣れ親しんだ唇にキスをする。 「初めて嫉妬なんてした」 「はい?」 「憧れとか恋心とかはずっと昔に抱いたことはあったけど、嫉妬は初めてだ。そっか、これが嫉妬ってやつか、なるほどなぁ……。ふふ、なんだかおかしくなってきた」 「あー、ご機嫌なハイネさんもかわいいですけど、大丈夫ですか?」 「なにが?」 「だって、普通嫉妬だとか指摘されたら怒りません? それを笑ったりするなんて、大丈夫か心配になりますよ」  ソファの背もたれに押しつけられたままのニゲルが、不思議そうな顔をしている。  たしかに普通なら怒ってもおかしくないところだろう。俺だって怒りが湧かないわけじゃない。それよりも嫉妬してしまうくらいニゲルのことが好きなんだということのほうがうれしくて、嫉妬なんてどうでもよくなった。  でも、言われてみれば怒ってもいいような気がする。 「うん、そうだな。ここは怒ってもいいよね。だって嫉妬してるってわかっていたのに黙ってたんだし」 「ハイネさん?」 「うん、やっぱり怒ってる。俺は怒ってるからね?」 「ええと……」  少しだけ口元を引きつらせたニゲルを見ながら、金縁眼鏡を外す。 「だから今夜は、俺がお仕置きするから」  灰青色の目を見開いたニゲルに、たっぷりのキスを仕掛けた。  ++++  お互いに裸になり、ベッドの真ん中に座るニゲルの腰に跨ったのは少し前だ。  逞しい肩に両手を乗せて、ゆっくりと腰を持ち上げる。腹の奥まで咥えていたペニスが少しずつ抜ける感覚にゾクゾクした。  抜けきらないように気をつけながらアナルの縁で亀頭を擦ると、切れるんじゃないかという小さな恐怖と同時に、こんな大きなものを入れられているんだという被虐的な気持ちで体がますます熱くなる。 (こういうのも、トラウマってこと、なのかな)  亀頭をゆっくりとアナルの縁でしゃぶりながら、ぼんやりとそんなことを思った。 「ハイネさん、」  小さく名前を呼ばれて、すぐそばの整った顔を見る。いつもと違って少し下に見える灰青色の目が、快感に耐えるかのように細くなっていた。 「気持ちいい……?」 「気持ちは、いいですけど、ちょっと生殺しにしすぎじゃ、ないですかね」 「だって、これはお仕置き、だからね?」 「……ッ」  亀頭をしゃぶるのをやめて、ゆっくりと根本近くまで飲み込んだ。今度は腰を前後に動かして、腹の奥で亀頭から竿までをしゃぶる。  クッと唇を噛み締めるニゲルの扇情的な顔に、俺の肉壁がきゅうきゅうと喜んだ。 「なんか、慣れて、ますね、」 「ん……、そりゃあ、まぁ、ね」  円を描くように腰を揺らしながら、こういうセックスは久しぶりだな、なんて思った。  ニゲルと出会う前は、トロトロになることはあってもドロドロにされることはなかった。ベッドの中では対等で、一方的に泣かされることもなかった。  突っ込まれるのは俺のほうなのに、俺が攻めているようなセックスも散々してきた。おかげで「ベッドの中では女神どころか女王様だ」なんて揶揄する相手もいたくらいだ。 (そういうのが一番いいセックスだって、思ってた)  性欲を満たすだけなら、そういうのがいい。最後まで快感を理解できるようなセックスがいい。冷静なまま熱くなれるほうがいい。ずっと、そう思っていた。  でも、ニゲルとのセックスはそうじゃなかった。  いつもドロドロにされて、前後不覚になるまでイかされる。イきすぎて最後はほとんど気絶しているようなものだ。  翌日は体が怠いし、いつまでも太いものが入っているような気がして仕方がない。あまりにも奥に出されるせいで、何度か腹痛を起こしたくらいだ。 (専用の回復薬を常備しているからいいようなものの……)  普通の人が相手なら、ハマるどころか逃げ出したくなるだろう。そのくらい圧倒的に蹂躙されるセックスなんて、初体験のとき以来だった。 「……蹂躙ってわけでも、ないか」  圧倒的ではあるが、最初から最後まで俺を蕩けさせることを一番に考えてくれているのはわかる。わけがわからなくなっても、ニゲルの思いは十分に伝わってくる。だからニゲルとのセックスが好きになったし受け入れもした。 「ハイネさん……?」 「でも、やっぱりたまには、こういうのも、いいよね?」  少しぼんやりした眼差しを向けてきたニゲルを見ながら、ぺろりと自分の唇を舐めて濡らす。 「今夜は最後まで、お仕置きだから、ね……?」  耳元で囁くと、後ろ手に縛られたままの逞しい肩がビクッと揺れたのがわかった。その反応に唇だけで笑いながら、肩に乗せていた手を離して今度はニゲルの太ももを掴む。  そうすると俺の体は仰け反る状態になるから、そそり勃つペニスもひくつく睾丸も、その奥でニゲルを咥えているアナルもよく見えるはずだ。それがわかっていて、この体勢を選んだ。 「俺が咥えているのを見るの、好きだよね……?」 「く……ッ」  ゆっくり腰を上下に動かしながら問いかければ、眉を寄せ快感に耐えつつも、灰青色の目はしっかりと俺の下半身を見ていた。  いつもとは違い、ニゲルのほうが翻弄されているような表情に肉壁がきゅうきゅうと締まる。するとますますニゲルの顔が快感に歪み、俺の中に沸々とした高揚感が広がっていった。 「ふ、こういうのも、たまにはいい、な」 「ハイネ、さん、」 「ニゲルも興奮、してるでしょ。ペニスが、いつもより、大きい」 「ッ」 「ふは、言葉だけでも、感じるんだ」  楽しくて気持ちがよくて、頭がふわふわしてきた。今夜はエール一杯しか飲んでいないのに、すっかり酔っ払ったような心地よい感覚に口角が上がる。 「ね……、見て?」  ニゲルの視線を感じながら体勢を少し戻し、右手で自分のペニスを触る。指先で竿を撫で、ゆっくりとくびれを撫で、それから亀頭を撫でた。  透明な液体がぷくりと浮かぶ尿道に爪を当て、少し引っ掻くとペニスがビクッと跳ねた。同時にアナルがキュッと締まったからか、ニゲルが「ウッ」と声を詰めて眉を寄せる。 「やらしい顔」  思わずそうつぶやいていた。 「ハイネさん、もう、」 「だぁめ」  苦しそうな表情にゾクゾクする。  自分の唇をぺろっと舐めてから、ペニスを撫でていた指を睾丸に当てた。自分で触っても迫り上がっているのがよくわかる。早く出したいと、触れたところがふるふると震えた。  そんな睾丸を人差し指と中指で揉むように動かし、そのまま指をさらに奥へと移動させた。尻を少し動かしたせいで逞しいペニスがほんの少し抜けたが、これで結合部分がニゲルにもよく見えるだろう。……うん、少し潤んだ目がジッとそこを見ている。 「ニゲルのは、熱くて、太くて、大きいよね」 「……ッ」 「俺のここ、こんなに広がって、もう戻らないんじゃないかって、心配になるくらい」 「ぅ……ッ」 「奥もね、濡れすぎて、朝なんて、溢れそうになるくらぃ、ぁ、ん……」  ビクビクと逞しいペニスが震えて、俺の中のいいところをじれったく擦る。 「もう、イきそうだね……?」 「ハイネさ、もう俺、動きたい、です、」 「ん、それは、だめ」 「ハイネさん、」 「いいから、見てて……?」  めいっぱい広がっているアナルの縁を、自分の指で撫でる。撫でながらニゲルの顔を見ると、射抜くように俺の指を見ているのがわかった。  灰青色の目は欲情にギラギラと濡れ、薄く開いた口からは荒い息が漏れている。無意識なのか、後ろ手に縛った腕がモゾモゾと動いているのがわかった。  いつもはぼんやりしてよく見えなかったニゲルの欲に濡れた姿に、堪らないくらいの快楽を感じた。 「ニゲル」  そうっと名前を呼び、縁に指を添える。そのままゆっくりと人差し指の先を、めいっぱい広がっている縁の中へと入れた。 「ふ、……ぅ」  あぁ、すごい。ぎゅうぎゅうに締め上げようとしているアナルも、吸いついている肉壁も、それに応えてくれるかのように熱く勃起したニゲルのペニスも、全部を指に感じる。  あぁ、ここで繋がっているんだ。ニゲルと俺は、ちゃんと繋がっている。 「ハイネさん、ッ」 「ふ、あっ」  名前を呼ばれ、次の瞬間にはがぶりと肩を噛まれていた。驚いて指を抜くとグゥッとペニスが奥に入り、ドクッと弾ける。深いところで脈打ちながら欲望を吐き出されるのを感じ、俺のペニスからも流れ落ちるように精液がこぼれた。  意識がはっきりした中で感じているからか、気持ちいいということよりもニゲルが好きだという思いで体中が満たされていく。好きで好きでたまらない……静かに、けれど深く広がっていく想い。 「……ハァ」 「ん……っ」  グッグッとわずかに上下に動いていたニゲルの腰が止まった。もう一度指で縁に触れると、滑ったものが縁を濡らしているのがわかる。 (奥で出されたのに、もうこぼれ始めてる……)  そんなことをぼんやり思っていたせいで、ニゲルの目がギラッと光ったことに気づかなかった。 「ぇ?」  パチパチと小さな音がしたあと、少し焦げ臭い匂いがした。なんだろうと思った瞬間、ぐらりと体が揺れて咄嗟に目を閉じた。すぐに背中に布を感じ、倒されたのだと気づく。 「あ、れ?」 「お仕置きは終わりです」  気がつけばニゲルに押し倒されていた。逞しい両手は俺の顔の横にあり、かすかに焦げた匂いがしている。 「……もしかして、紐、」 「灰にしました」  雷で紐を灰にするなんて器用だな、なんてことを思いながら覆い被さるニゲルを見る。気のせいでなければさっきよりも灰青色の目がギラギラし、口元には快感とは別の笑みが浮かんでいた。 「次は俺の番ですからね」 「俺の番って、」 「たっぷり気持ちよくしてあげます」 「え、ちょっ、ニゲル、」 「大丈夫、明日は休みだって知ってますから」 「大丈夫って、待って、」 「待ちません」 「ひっ」  乳首にビリビリを感じて悲鳴が漏れた。入ったままだったニゲルのペニスは、どうしてかさっきよりも大きくなっていて、ゆっくりと俺の中を擦り始めている。  その後、お仕置きをしていたはずの俺はなぜかボロボロ泣くほどイかされ、翌日は朝食どころか昼ご飯にもありつけなくなるほど抱き潰された。

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