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可愛い生き物[1]

【悠Side】 可愛い可愛い年下の恋人は、白濁の液を吐き出すと同時に意識を手放してしまった。 胸だけでこんなに感じるなんてな…。 ぷっくりと膨れたままの突起を指先で突付く。 ベビーピンクの愛らしいそこは、いつもよりも少し赤く腫れてしまっていた。 かつてこんなにも可愛い生き物がこの世に存在しただろうか。 寝ても覚めても皐月が可愛くて仕方がない。 関係を持った男は、一夜限りで終わってしまった相手も含めれば両手では済まない数になるが、こんなにも誰かを愛おしいと思うことは、初めての経験だった。 どれも、その場限りで終わらせようと思っていたわけではない。 気に入った相手だった。求めていた筈だった。 常に、未来を探していた。いつだって、愛に飢えていた。 皐月に、触られて嫌なところは無いかと訊いたのは、以前に拒否された経験があったからだ。 元はタチの男だった。好きになったから抱いてくれと言ってきたのは、向こうからだった。 しかしやはりタチ故か、全身くまなく愛そうとした俺に、拒否反応を示した。 そんな所に跡をつけるな。孔で受け入れさえすればそれでいいだろう、と。 ふと、その言葉を思い出したのだ。 皐月はタチではないが、ネコでもない。女が好きな、ただの男だ。 妙な勘違いをするなと言った時、皐月はもうまともに思考が働いていなかったから、その言葉に答えることは無かった。 だが、その前の言葉に答えをくれた。 触られて嫌な所はないか? そう問いかけた俺に、 『俺のぜんぶ───心も身体もぜんぶ、悠さんのだから』 足を高く掲げられたイヤらしい姿で、なのにエラく純粋な笑顔で…… 『だからどこもイヤじゃない。ぜんぶ、悠さんの好きにしてください』 ────涙が溢れた。 「さて、皐月…。悠さんのココはまだこんななんだが…」 勝手に処理してしまっては、起きてきた時に怒られるんだろうな、と思い浮かべては苦笑する。 取り敢えず、身体を綺麗にしてやるか。 腹から胸にかけて跳んでいる皐月のものをティッシュで拭き取ろうとして、……思い留まる。 ───拭き取る必要があるか? これは、自分が汚したものではない。 ならば、舐め取ればいいんじゃないのか? 我ながら良い考えだ。 まず出元を綺麗にしなくては、と舌を寄せると、触れた部分がピクリと反応した。 クタリとしていたはずなのに、咥え込むと徐々に存在を主張し始める。 そうそう、尻の方まで濡れているから、ここも舐めてやらないと。 袋を持ち上げて、タマも一緒に口に含む。 流石に纏めて咥えると、口いっぱいになるな…。 皐月の口いっぱいに頬張る姿は可愛いが、俺の顔は酷いんだろうな……。 「…ぁっ……」 そんなことを考え自嘲していると、小さく喘ぐ声が聞こえた。 起きたか? いや、まだ起きてはいないようだ。 肌触りの良いお尻を揉みしだきながら、口に含んだそれらに刺激を与え───いや、綺麗に舐めとって清掃する。 「あっ…んっ、…んぅーっ………えっ、悠さん…!?」 喘ぎ声が驚きに変わり、口はそのまま顔だけ上げると、 「あっ、やっ、なんで…っ!?だめっ、あぁン…ッ」 皐月は酷く狼狽して、軽くイッてしまったようだ。 「ばかっ、ばかばかーっ」 口を離すと、ポコポコと胸を叩かれた。 「ああ、起き上がるな。まだ体は綺麗に舐め取れてないから」 「舐め取んなくていいよっ!」 恥ずかしいのか、ご立腹だ。 皐月は顔を真っ赤に染めながら、ティッシュで自分の腹や胸を拭き始める。 なら、俺はこっちを舐めてやるか。 両足首を掴んで肩へ持ち上げると、可愛いピンク色の穴が目の前に現れた。 ここも皐月の垂らしたものでトロトロに濡れてしまっている。 「あっ、やっ、待っ…!」 「ん?待つのか?」 脚が肩に乗ったままの状態で見下ろすと、その口元がワナワナと震え出す。 「っ…ばか!」 悪態をつかれているのに、ひどく愛おしい。 「どうする?今日は皐月のして欲しいように、全部しようと思ってるんだが」 太股に口づけると、甘い声を漏らして睨んでくる。 怖くなどない。むしろ至極可愛らしい。 「じゃあ足、下ろして」 格別の眺めだったが、皐月の望みならば仕方ない。 そっと脚を解放してやると、皐月は太股を閉じて恥ずかしそうにコロンと横に転がった。

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