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お墓参り[4]

車から降りたリュートさんと夏木の背中を見送って、運転席の悠さんの袖をツイ──と引いた。 「どうした?」 なんでもない顔をして優しく笑うこの人に、俺は、───いや、俺の体はずっと翻弄されていて…… 「どうしたじゃない!悠さんが、赤信号の度に触るから…」 「触るから?」 意地悪い顔して微笑う。 言わせなくたって、分かってるくせに。 「体が…疼いちゃってしょうがないの、…どうしてくれるんですか」 責める視線を向けると、宥めるようにほっぺに触れられた。 「どうして欲しい?」 「そんなの…」 見つめる瞳の奥で、欲望の炎がゆらりと揺れた。 「あ……」 その目で見つめられると、胸の奥がきゅぅんと締め付けられるように熱くなって…… 「───責任持って、イカせてあげるよ」 低く艶のある声に耳を犯されてるみたいで、中心がズクンと大きく疼いた。 シャツの裾から、少しひんやりとした掌が入り込む。 指先で腰を擽られると、甘えるような吐息が漏れた。 息を飲み込むように、唇が覆い被さってくる。 「ん……」 運転席から乗り出してくる、その腕にぎゅっと掴まる。 腰を、お腹を撫でていた手がシャツの中を這い上がり、スルリと胸を引っ掻いた。 「んんーっ」 やっ…、そこじゃないーっ! 舌を吸われて言葉に出せない抗議は無視されて、更に指先は翻弄するように乳首を摘んだり押し込んだりを繰り返す。 周りをまあるくなぞって、ぎゅっと中心の突起を引っ張られると、 「んゃぁっ」 腰がビクンと跳ねて、やっと口が解放された。 「あっ、やっ、待ッ…」 「待てって、もうこんなに乳首を立たせておいて、か?」 シャツを捲り上げられて、晒された乳首は既にプックリと腫れあがっていて…… 濡れた舌にツツーッと舐め上げられる。 「ん…っ、やぁ~っ」 背中がズルリと背面から滑り落ち、膝が開いてしまった。 体の中心は布を押し上げ天を指し、その存在を執拗に誇示する。 それに目を留めると、悠さんは苦笑してズボンの上から手を這わせる。 「ん、元気元気」 「ふぁっ、…んーーっ」 ダメダメ、と首を振って必死に訴える。 「濡れちゃう、悠さんっ。パンツっ、これしか無いから…っ!」 「ああ、そうだな」 やっと解放される───安心して、ほっと息が漏れた。 もっとして欲しいのにそういう訳にもいかなくて、でもこれ以上放っておかれてもオカシクなっちゃいそうで…… 体がどうしようもなく疼いて、悠さんにぎゅっとしがみつく。 「大丈夫だ、皐月」 ほっぺでちゅっと音がした。 そのやさしい感触に、心がしあわせに支配されていく。 「うん…」 嬉しくなって、笑って頷く。 けど───

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