「は、ぁ……」 乱れた呼吸、すぐ近くに彼の呼吸を感じる。 自分と同じく余裕のないその息遣いに、腰が揺れてしまう。 ツツジは自分を触っていた彼の手を退け、ますます彼に密着して 自分の中心と彼の中心を合わせて扱き始める。 「あ…これやば……」 中心同士を掌の中で擦り合わせ、先端を親指でぐりぐりと弄ったりした。 先走りの液体で滑って、ぐちゃぐちゃになる感覚だった。 頭がぼうっとして、ツツジは欲望のままに彼に顔を近付けた。 「おじさ、ん…ちゅ、しよ、…っ、して…？」 扱く手を早めながら強請った。 彼もまた余裕がなさそうに目を細めている。 「…っ、くそ…」 ゼアレスの掌がツツジの頭を掴んで引き寄せられる。 唇と唇が重なり、ツツジはすぐに舌を突き出す。 「あ、…っ、ん、はあ、っ」 唇を貪りながらツツジはゼアレスを押し倒す勢いで舌と手と腰を夢中で動かす。 「きもち、よすぎ、て、…ぇ、はァ、こし、とまんな…っ」 熱に脅かされ、頭の中に浮かんだ言葉がそのままダラダラと溢れてしまう。 キスの隙間から甘い声が漏れると、彼の中心が膨らんでいく。 やがて達しそうになり、思わず唇を離して俯いた。 「ァ…っも、やば…、いく…」 迫り来る快感に、思わず首を横に振ってしまう。 それでも手も腰も止められなくて。 「…っ、つつじ…」 身体が急に密着して、彼の香りに包まれた。 ぎゅう、と抱き締められ首筋に彼の歯が当たった。 「ッ…ぁ、ァあっ…！」 「…っ、」 2人はほぼ同時に達し、精を吐き出した。