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第7話

ゆっくり抜いて、抜く時にまた感じて痙攣するアイツにまたしたくなるのを我慢して、震えている身体を抱きしめた。 「良かった。すげぇ」 正直に言う。 「オレも・・・でも・・’・」 アイツが泣く。 泣いてる意味もわかる。 「ちゃんと友達だから。ずっと友達だ。変わらない」 そこは教えておきたい。 まずは友達だ。 絶対に。 「お前は男だし、それも変わらない。お前が隠したいならオレはそれを助けるし。ちゃんと男だし、オレたちは友達」 アイツの欲しい言葉を与えてやる。 嘘じゃない。 でも、友達以上だ。 友達としても好きだったけど、もう超えてしまった。 だが、まずは安心させてやる。 「男だから今度は後ろも使ってみようか?男同士は後ろ使うんだぞ」 結構本気で、後ろの穴をなぞりながら言う。 アイツは怯えた顔をしたので、笑ってやめる。 でも、する。 チョロくて可愛いから、することになる。 オレだけのだ。 秘密を持ったからコイツはオレだけにしかこの身体を触らせないだろう。 そこに興奮していた。 それが何より刺さった。 そういう自分を初めて知った。 「大丈夫、オレがついてる」 オレはオレだけのアイツを抱きしめた。 捕まえるべく。 誰にも内緒な身体。 それをオレだけが知る。 ゾクゾクした。 愛しくて愛しくてたまらなかった。 「もう一人で抱え込むなよ」 オレはアイツに囁いた。 アイツは泣いてしがみついてきて。 オレはアイツに見えないように笑った。 オレの。 オレだけの 終わり

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