裾を上げられてパンツ下げられて腰を突きだすようにさせられる。 むき出しにされた俺の尻、当然前もぽろり、だけど前はちょっと緊張で萎えかけたかも。 「捺くん、ここだよ」 優斗さんの指が俺の後孔に触れる。 そのまま挿れてくれていいのに、すぐ離れてく。 「う……ん」 仕方なく優斗さんの白濁を後孔に塗って指先を沈める。 「ン……っ」 もうとっくに後孔に挿れられることに違和感なんてないけど、さすがに自分の指となると妙な感じっていうか。 ただ洗ったりなんだりするときとかと違って俺が拡げなきゃいけないわけだし。 「……っ」 ゆっくり指を進めていく。 自分の指突っ込んでも楽しくねー……けど、しょうがない。 優斗さんの白濁を使ってって考えればテンション上がる気もするしって俺ヘンタイかな。 「ちゃんと指動かさないとダメだよ？」 「……ん」 「俺のが挿るようにほぐしてね」 「……う、ん……っ」 指一本をようやく全部埋めて、動かしはじめる。 肉壁を押し広げて擦って指抜き差しして。 「そう、上手だよ」 肩越しに見る優斗さんは目が合えば微笑んでくれる。 だけど、色欲に濡れた目は俺の後孔をじっと眺めていて、なんか恥ずかしい。 だけど、視線を肌に感じると身体が疼く。 自分の指だってのに少しづつ熱くなってくる。 萎えかけてた俺の息子もまた硬さを取り戻してる。 頃合い見て指一本増やして、バラバラに指動かして、ほんとーにちょっとだけ物足りなさに前立腺を擦ってみたら腰が跳ねて慌ててほぐすほうに集中する。 「っ……ぁ……は」 乱れていく呼吸に自然と速くなっていく指の動き。 「中はどんな感じ？」 「……え……っ……熱い」 「狭い？」 「う、ん……っ」 「捺くんの指根元まで咥えてるね」 「……んっ」 近づく気配がして、優斗さんが尻を撫でてくる。でも後孔のほうには触れてこない。 「優斗さんっ」 「なに？　もっと指動かしていいよ？」 「……っ」 俺が言いたいことわかってるのにそう促してくる。 仕方なく押し広げながら動かして、物足りなさに自然と前立腺を擦ってた。 ダイレクトな刺激に一旦触れてしまったらそこばかり触ってしまう。 「っ、は……ん、……く……っ」 ぐちぐち音立てながら身体震わせて自分の指で擦りあげて。 「気持ちよさそうだね」 優斗さんに見られてるって思うと疼きが一層増して、やっぱり足りなくて前立腺弄ってしまう。 「俺がするより良さそう」 「……ッ、ん、そんなことない……っ」 「そう？」 「優斗さんのが、いいっ」 「俺も捺くんに早く挿れたいよ。だからちゃんとほぐさないとね。指、もう一本増やしてもいいんじゃないかな」 「……んっ」 後孔の俺の指はハマってるその縁を優斗さんの指が辿って、ほら、と薬指を撫でられる。 そのまま薬指を宛がって後孔に挿れていく。 「ンっ」 ちょっときつくて身体がしなった。 「苦しい？　足りないかな、滑りが」 「……だいじょーぶ」 少しづつ三本目を奥へと進めていく。 きつくて、熱い。 ぎゅうぎゅう締め付ける自分の中に浅い息を吐きだしながら三本の指をようやく全部沈めてった。 「やっぱり足りなさそうだね」 ゆっくり動かしていこうって思ってたら優斗さんの声がして、それまで全然触られず放置されてた俺の息子が握りこまれた。