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sweet birthday第8話

「っ……ン」 口に握り拳あてて耐えるけどどうやっても声が漏れる。 空気にさらされた俺の息子。 ズボンは脱がされて下半身だけすでに裸とか間抜けつーか恥ずかしい。 優斗さんの脚の上に跨がせられて上下に扱かれてる。 「ゆ、優斗さん、俺もっ」 なんかひとりだけってヤだし、俺も優斗さんの触りてぇし、気持ちよくさせたい。 優斗さんのものが硬くなってんのは知ってるのに、触らせてもらえない。 「だめ。今日は俺に食べさせて?」 目を細めた優斗さんはそう言って俺の下唇を甘噛みしてくる。 「でも、優斗さんの誕生日なのに……」 本当なら俺がいろいろとシてあげなきゃいけないのに。 「いいんだよ。俺がシたいんだ。自由に触れさせて? いい?」 ちゅ、と唇を触れ合わせて下から見上げるように言われたらイヤだなんて言えない。 「いいけど……っ、ん」 よかった、とにっこり笑う優斗さんが俺のを扱く手を強める。 ネクタイは抜き取られてシャツのボタンは半分以上開けられてて、覗く肌に吸い付かれる。 「……捺くん」 肌を這う舌。 その舌が胸の突起の傍をかすめ、わざと触れないギリギリくらいをなぞっていくから小さく身体が震えちまう。 「……な、に」 「―――痕、つけていい?」 「……へ?」 アト? なんだろ? 首を傾げる俺に、胸元にキスを落としながら、 「キスマーク」 って言ってきた。 「キスマーク?」 「だめ?」 「別にいいけど」 そういや優斗さんにつけられたことってなかったな。 別にキスマークくらい訊かなくてもつけていいんだけど。 キョトンとして頷くと、優斗さんは少し苦笑してからまた胸元に吸い付いてきた。 今度はさっきよりも強く。 俺の息子を弄りながら、ちゅう、っと肌を吸い上げてくる。 ダイレクトな息子からの刺激に息荒げながら、肌に吸い付かれる感覚が妙にくすぐったくて、なのになんか熱い。 「……ついた、ね」 俺からはよく見えないけど優斗さんのもう片方の手が肌を這って、キスマークのついた部分を撫でた。 「……別に……訊かなくても……つけていいよ?」 なんだか優斗さんが嬉しそうにしているような気がして、気がつけばそう言ってた。 優斗さんは俺をじっと見つめて―――顔を綻ばせた。 柔らかな笑顔に一瞬見とれる。 その間に笑みは妖艶なものに変わって、じゃあたくさんつけようかな、なんて冗談ぽく言いながら俺をソファに押し倒すと脚の間に顔を埋めてきた。 「っあ」 舌が熱く息子を舐め上げる。 それだけでビクビク痙攣してしまう。 だけど手だけで、すぐに唇は俺のものから離れて太腿の内側や根元のギリギリのラインに触れてくる。 「優斗さ……ん、っ」 焦らすような動きに優斗さんの髪にすがるように触れた。 「なに?」 「……あの」 俺を見つめる目は優しいけど欲に濡れている。 きっと俺も同じようなもんで、優斗さんはきっと俺の欲も見透かしてるんだろうな。 だってちょっとだけからかうように俺の息子の先端を舐めてくるし。 「……っ、もっと」 「もっと?」 「……触って」 「触ってるよ?」 「や……だから……そのっ……口で……」 ―――俺の食べて、ってなんじゃそりゃあって感じのおねだりをしてみた。 顔が熱くなってくのを感じてると笑う息が息子に触れて、そしてぱくりと咥えられた。 「っ……ぁ」 焦らしなんてなかったように熱く激しく俺のに優斗さんの舌が絡みついてくる。 きつく吸い上げられたり玉も弄られたりしてりゃあっというまに吐射感は募ってきた。 優斗さんの誕生日なのに、俺だけいいのかな、なんてやっぱり思いながらも、 「ん……っ……は」 何度も何度も擦られて吸い上げられて舐めまわされて、俺は呆気なく白濁を吐きだしたのだった。

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