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ところてん、はじめました end

俺の腕の中で安らかな寝息をたてている捺くんの寝顔をじっと眺める。 今日は会わない予定だった分、こうして俺のそばにいるのが嬉しかった。 会えないだろうけどもしかしたら……いやでもないだろうな、と思ってドライブがてらに向かった捺くんの家の近くのコンビニ。 行ってよかったな、と頬が緩む。 俺も睡魔を感じつつ……今日の捺くんはいつも以上にエロかったな……と散々煽られたその言動を思い出す。 思い出すだけで発散したはずの熱がまたよみがえりそうになって、慌てて閉じられたまぶたにそっと唇を寄せ俺も目を閉じたのだった。 おやすみ、捺くん。 【ところてん、はじめました。おわり】

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