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ところてん、はじめました 8

思えばここまで来る道のりは長く遠かったな。 あのゲイビのせいで俺のおちんぽミルク品切れの危機まで訪れたのに身体の疼きはとれず。 でもだ! 運は俺の味方だったってことだ! 夜のコンビニに行った俺グッジョブ!! ―――って、 「いっ、ぁ」 気持ち良くて気持ち良くて貪るようにキスしながら律動に揺さぶられて、一瞬走馬灯っての?あんな感じで俺コンビニ行って優斗さんに会えてよかったなー……なんてことが脳裏をよぎった。 「んっ、ふ……、は……」 過った瞬間舌甘噛みされて酸欠しそうなほど続いてたキスが途切れる。 ぐ、っと背中に手が回って抱き起こされる。 対面座位―――も、好き。 やっぱこう体重のかかり方が変わってもっと深く挿入されて苦しいけどきもちいーし。 俺も優斗さんの首へと手をまわして下から突き上げられるリズムに合わせて腰を揺らす。 あーもう本当気持ち良くてヤベエ。 今日絶対早くイク。 もっともっとって感じで優斗さんに抱きついて何回もキスして、そしてまた押し倒されて片脚持ち上げられて突かれまくってって。 後孔から全身に蔓延する快感の波が激しくなってきて身体が小刻みに震えた。 俺の息子はまだ触られてないままで、でも硬く勃ちあがって先走りダラダラ状態。 「っ、ん、優斗さんっ、きもちいい」 「……っ」 「ひゃっ、ぁ」 なんか優斗さんのモノが俺のナカで膨張すんのがわかった。 それ感じて限界に近い身体がさらに疼く。 「ゆーとさ、んっ……こっちも」 弄って?っておねだりする。 もういいだろ! もうマジでやばい。 後ろだけじゃなくって前も、俺の息子もよろしくやってくださいお願いします! って優斗さんの腕を掴んだ。 なんだけど。 「……っ、ん、……な、んで?」 腰を打ちつけ続ける優斗さんは俺のに触ってくれない。 え、なんでなんでっ。 あとちょっとなのに、って俺は涙目で見つめながら刺激が欲しくて自分のに手を伸ばした。 でも―――触れる前に優斗さんの手が俺の両手掴んでシーツに縫い止める。 「なんでっ……優斗さん……っあ、っ、前っ」 何回か擦ってくれたらイっちゃうって! ちょっとだけでいーんだよ! 「……ごめんね」 ぽたっと優斗さんの額から伝った汗が俺に落ちてくる。 優斗さんの声は優しいけど眼差しは色気ありすぎ妖しすぎで雄を強く感じさせるもので。 「今日は捺くんものすごく……感じてるし……イケそうだよね」 にこり、と微笑みかけられて、ぐんっと突きあげられて、意味分からないまま頭が真っ白になる。 ラストスパートなのか激しさを増す律動に俺は前への刺激を得られないままに追い上げられる。 「っ、ぁん、っ……あ」 「……かわいそうだからこっちは触ってあげるよ」 こっちって、と思った瞬間、右手を押えていた優斗さんの手が離れてそして身体に刺激が走った。 ぴりぴりと息子を触られるのとはまた違う、でも確かな快感。 優斗さんの指は小さく勃ちあがってた俺の胸の突起を摘んでぐりぐりと刺激を送ってくる。 「っあ、ん、っ」 頭の中が真っ白になってくる。 ズンズンと揺さぶられてどんどんクル感覚。 「……っは、も……っ」 イク―――って、身体が跳ねた。 目の前スパークして頭がマジで真っ白になる。 気持ちいい、なんてもんじゃなくて、まじでなんにも考えられないくらい頭の中がすっげー真っ白。 震える身体になんか生暖かいものが落ちてくるのと、そして優斗さんの呻きとともに後孔で優斗さんのが脈打つのを感じた。 浅い呼吸繰り返しながら長い絶頂感にぼうっとする。 「……できたね?」 腹のあたりを滑る指にぼんやりとしたまま視線を向けた。 優斗さんの指、俺の肌にある少量の白濁。 「……え」 まさか、これは……おちんぽミルク!? えっ、でも。 「なんで……?」 出てる? 射精した? なんで? 「トコロテン、したんだよ」 「ところ……て……ん」 食い物?、疑問に思いながら、あっ!て気づく。 もしかしてトコロテンって! 「……マジで?」 優斗さんがぺろりと指なめて頷く。 や、やばー……顔が一気に熱くなる。 だって後ろだけでイってそれで射精したってことだろ? しかも思い返したら乳首ちゃん弄られて最後イったような……。 ぎゃーーー! 恥ずかしい!! めちゃくちゃ気持ちよかったけど恥ずかしい! 思いっきり目を泳がせてたら優斗さんがティッシュで俺の腹を拭いてくれて後始末して、俺の隣に横になると腕の中に引き寄せた。 「可愛かったよ?」 「……」 くすくす笑いながら優斗さんが俺の頬を撫でる。 ちょっとまだ恥ずかしいけど、無茶苦茶気持ちよかったからまっいいか! 「優斗さんはかっこよかったよ?」 すっげー気持ち良くしてくたし、やっぱり大人テクに間違いないな! うんうん内心頷いて、優斗さんに抱きついた。 伝わる体温と、満足感と吐精して疲れたのとですぐに眠くなってくる。 あくびが出ると優斗さんがおやすみって頭撫でてくれて、俺は本当に今夜優斗さんに会えてよかったーと思いつつあっという間に眠りについたのだった。 あーーー気持ちよかった! ***

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