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第7話

 うぅ、う〜  おパンツは絶望的だ。  ここからじゃ絶対、手が届かない。  こうなったら仕方ない。 「オルフェがおパンツ履いて」 「勇者様のをですか?私には小さいかと思いますが」 「そうじゃない!」  オルフェの。 「自分のおパンツ履いて」 「しかし……」  どうしたのだろう?  瞳を曇らせて戸惑う。  魔族にとって、おパンツを履く行為はそれ程までに屈辱的なのだろうか。 「勇者様が離してくれません」 「何を?」 「ちんこ」  ムギュン 「ヒャア!」  そうだったー★  オルフェの大事なムスコを握ってたんだったー!!  右手がご子息から離れない。  なんでっ  どうしてっ 「どうしよう」  ムギュ  ヒャア〜!意志とは反して握ってしまって、キャ! (今、ドクンッ……って)  血管が脈打った。 「大きくなった」  硬く、熱く、逞しく、オルフェ自身が変化している。 「私も雄ですから……お分かりでしょう?」 「ダメだよ」  ビュクンッ  オルフェが言う事を聞いてくれない。 「鎮まれ〜。オルフェ鎮まって〜」  さすさすさす  熱いの熱いの飛んでいけー  遠い魔界のお山へ飛んでいけー 「気持ちいいです。勇者様」  ドクッ 「ヒャ」  さすっちゃ逆効果だ。  更に大きくなってしまった。  一体どうすれば!?  意に反して、オルフェの偉大な股間のイチモツを握ってしまっている。  離そうとしているのに、手が離れない。それどころか★  はすはすはす!  さする動作が一段と力強くなってしまっている。  これは最早、ナニを扱く動きだ。 「勇者様、無駄な抵抗はおやめ下さい」  ……どういうこと? 「勇者様が私から離れようとすればする程、離れられなくなる魔法をかけました」 「えええーッ!」  それじゃあ、俺の手は★ 「一生、オルフェのちん……」 「こ」 「……から離れられないの?」 「そうですよ。一生、私自身を握り続けて下さい」  ヒギャアァァアアアーッ!!

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