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第2話 第2次性について

この世には男女の性別の他にダイナミクス性というものが存在している。 幼少期に検査を受け、DOM(ドム)性、SUB(サブ)性、NORMAL(ノーマル)性、SWITCH(スイッチ)性が決まる。 DOMとSUBは全体の3割程度。NORMALが7割。SWITCHはDOM/SUBの中でも1〜2%の割合とされている。 幼少期の検査により本人に伝える伝えないは親のタイミングなどで決まるが、だいたいは12歳〜18歳頃までにどの性別かわかるようになる。 DOMは支配、SUBは従属の本能的欲求を持っている。欲求が満たされない場合、不眠、イライラ、嫌悪感など自律神経の乱れや心身の不調を引き起こす。 そのため、DOMとSUBの間では特殊なコミュニケーションを取ることでお互いの欲求を満たせる。 command(コマンド)という特殊な命令をDOMが使ってPray(プレイ)をする。これをすることにより、お互い欲求を満たせる。欲求は抑制剤を使って抑えることもできるが欲求の解消にはならないから信頼できるパートナーが必要となる。

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