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アス第8話*

 チャポーン  俺は今風呂に入っている。 母さんは明日も早いからともう寝たし、至福の長風呂タイムだ。 で、どうしても今日のことを考えてしまうわけで・・・  と言うか、現実的に乳首が痛くて思い出さざるを得ない。お湯に浸かっていてもヒリヒリする。しかも赤くなっていて若干腫れぼったい。 シャワーがかかった時には思わず声が出てしまったよ。 「くっそう・・・あいつ、初心者の俺に対して容赦なかったよな。」 あのベロチュウを思い出すだけで体がほてってくる。口の中ってほんとに性感帯だったんだな。 そして乳首・・軽く触れてみる。 「ひあっ!」 やっぱり痛い。  あいつ、しつこく弄りすぎなんだよ。 キョウの手の感触を思い出す。ギリっと捻り上げられて・・そしてその後やさしく舐められて・・・ おもわず股間に手が伸びる。 あぁ、キョウの手で扱かれたんだ。あいつの手、大きいから包み込まれるように握られて・・気持ち良かったな・・・ 同じようには出来ないが、いつもの自分のやり方で俺のモノを扱いていく。  俺が精通したのは中二の時だ。 小柄なせいか、そっちの成長も遅かったみたいだ。 俺は精通してオナニーを覚えるまで、きちんと根元まで剥いたことがなかった。 母さんに小さい頃から 「汚れがたまってバイ菌がいっぱいになると腫れちゃうんだって。だからなるべく皮を剥いて中からちんちんが顔を出すようにして洗いなさい。」 って言われていたけど、実際やってみると痛くてなかなか剥けなかったんだ。 男親がいないのでコツというか具体的な方法も聞けず・・・ちょこっと先っぽを出してシャワーをかける程度。 なので、精通してオナニーをするようになり、ちゃんと剥けてからもおもいっきり扱くのは苦手だった。いつも最初はやわやわとゆるめに扱く。手の動きが速くなるのは後半。射精の直前だけ強く扱く。  なのにキョウの手で激しく扱かれて・・・思い出しただけで俺のモノの固さが増し、すぐにイキそうになる。 左手で乳首も弄ってみる。 「あっうぅ!」 思わず声が漏れた。 あぁ、そうだそして耳朶を噛まれて指が俺の尻穴に入って・・・今日は痛いだけだったけど、ほんとにBLみたいに気持ちよくなるのかな?キョウのチンコが俺の中に入るの??そんで、ズコズコ突かれるの?  不思議なことに俺は全然萎えなかった。むしろ興奮して手の動きを速める。 そして 「・・・イケ。明日楽。」 耳元で囁かれたキョウの低い声を思い出し・・・ 俺は浴槽から立ち上がり、洗い場に向けて射精した。一度出した後だからか量はそんなに多くない。 「あ~あ、何やってんだ俺・・こんなのキョウの思いのままじゃねぇか・・・」 洗い場に飛び散った精液をシャワーで流しながら、明日からキョウに会ったらどんな顔をしたらいいのか考える。 「もう分かんねー!無視だ無視。今まで通り無視してやる!!って・・・多分無理だろうな。はぁー。」  風呂を上がった俺は、考えることを放棄してふて寝した。  お休みなさいzzz

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