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馴れ初め編(ジュン2*)

 正直ここまでやるつもりはなかった。 まぁ、ちょっと味見程度にちょっかいをかけてみるが、嫌がられたらすぐにやめるつもりだったんだ。 レンがノンケなのは分かっていたし。 だが、やめらんねぇわ。何なんだよコイツ? めちゃくちゃ可愛くねぇか? おれが自分から本気で口説くなんていつぶりだ?  レンの先走りが溢れる先端を撫でて手に馴染ませ、モノを扱いてやる。 ヌッチャヌッチャと湿った音が狭い部屋に響く。 最初は抵抗していたレンだが、今ではおれの手に擦り付けるように腰が揺れている。 「はぁ、はぁ、ジュンさん・・俺何かヤバい・・・」 「いいから、そのまま感じとけ。」 おれはまたレンにキスをし、耳元でそう囁くと、舌でレンの耳穴を犯してやる。 「ひゃうっ!」 声が漏れるレン。気を良くしたおれは、そのまま頸を舐め、また乳首を舌で転がす。 レンが自分のモノをさらにおれの手に押し付けて来た。 「んん、ジュンさん・・俺もうイキたい・・・」 おれは手の動きを速くし、レンのモノを思いっきり扱く。乳首を可愛がるのも忘れない。ちょっと強めに引っ張ってやると、レンが喘いだ。 「あ~!ヤダ、痛い!」 そう言いながらも少しモノが大きくなってないか?くっそ、マジでエロいな・・・ だが男は無理とか言いながらこれってのは・・・ちょっと意地が悪い質問をしてみたくなった。 今なら「男でもいいからイカせて」って言うんじゃね? 「ダメ、もうイキそ・・・」 おれは手の動きを止める。 「へっ?何で?」 レンは信じられないというような目でおれを見る。 「レン、お前は誰の手で気持ち良くなってんだ?男に扱かれてイキたいのか?」 キッとおれを睨みつけながらレンは言う。 「ジュンさんが甘やかしてくれるって言ったからでしょ!俺は男に扱かれてイキたいんじゃない。ジュンさんに甘やかされてイキたいの!!」 予想外の返しにおれの方が面食らってしまった。 「おぅ・・・そうだな。悪かった。」 おれは手の動きを再開させる。レンが萎えてしまったかと心配したが、逆に積極的に腰を擦り付けて来た。 マジかよ?! おれの方が翻弄されてないか? ちょっと気合を入れてキスをする。 丁寧に丁寧に口腔内を舐めまわすと、レンも舌を絡めて来た。 キスをやめ、耳朶を甘噛して耳穴に舌をねじ込む。空いている手ではレンの乳首を弾いてやった。 レンの体がビクッと跳ねるが、構わずそのまま乳首を捏ねくりまわす。 レンがおれの背中に手をまわし、爪を立てた。腰の揺れも激しくなり、限界が近いのが分かる。レンのモノの先端を親指でグリッと押し、先走りを手に馴染ませる。 唇を離し、そのままレンの耳元で囁いた。 「ほら、イケよ。おれに向かって吐き出せ。」 滑りが良くなった手の動きを速めてやると、レンが吐精した。 「あぁっ!んっ!あぁぁぁぁぁっ~!!!」 なるべく手とおれの体で受け止めたが、シーツに垂れるのはしかたねぇ。掛け布団を剥いでおいただけでもありがたく思ってもらおう。  おれは手に吐き出された精をぐったりとしているレンの股間から太ももに塗りたくり、自分の黒スキニーと下着を脱いだ。 そして、すぐ側のキッチンに置いてあったオリーブオイルを持って来て、すでに熱り勃ったおれのモノに塗す。欲しい物に手が届く、本当にワンルーム最高だな。 「レン、ちょっとうつ伏せになってケツを上げろ。おれももう限界だわ。お前くそエロすぎ。」 「ちょ、ちょっと待って?!ジュンさん入れないって言ったよね?俺ホントに無理だから!!」 「入れねぇからちょっと協力しろよ。」 レンの体をひっくり返し、ケツを持ち上げる。 おれは、レンの股間と太ももの間に自分のモノを差し入れた。 「ほら!太もも締めろ。そう、良い子だ。」 レンの尻穴とモノを擦るようにして、おれのモノを抜き差しする。 レンの引き締まった腰とケツを見て更に欲情し、ガンガン腰を振る。 レンのモノが再び反応してるのを感じつつ、おれも吐精した・・・

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