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7月7日 貴方と秘密の恋をする

俺の出した結果は、周囲に絶対バレずに仕事とプライベートはきちんと分けること。ひろとくんが卒園するまでは気を抜けないけど、やっぱり・・・・・・和弘さんが好きだから。 その日、仕事終わって家に帰ってから和弘さんに電話をかけた。 ひろとくんはもうすでに実家へ行ってて一人だから、泊まりで家に来てと誘われた。 2回目の訪問ーーー。 「こ、こんばんわ。」 「ふふ、こんばんわ。さ、中に入って。」 俺はここに来たら真っ先に言うと決めていた。 「あの、俺と・・・・・・プライベートで、お、お付き合いをお願いします。そ、えと、つまり・・・・・・和弘さんの恋人にして下さい。」 和弘さんは俺の腕を引っ張り抱き寄せながら玄関のドアを閉める。 「よ、良かった。断られたら、かなりショックだったから。これからは尚弥の仕事の事とかもちゃんと考えるから、だから、」 少し身体を離し、じっと見つめられるーーー・・・・・・。 「だから俺と付き合ってください。」 「はい!」 そう言うとドンと玄関のドアに背中を押し付けられ、キスをされた。 完 ◇◇あとがき◇◇ 短編と言いつつ少し長くなってしまいましたが、完結です。 この話は、エロなしでいこうと思い、そーゆうシーンはほんの少しだけにしておきました! 本当はこの続きがあるとしたら、恐らく経験値の差からか和弘さんにめちゃくちゃ優しく何度も抱かれる尚弥。朝まで抱かれっぱなしという話になるかもですが笑 七夕に全然間に合わずでしたが、読んで頂きありがとうございました! 月乃朔夜

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