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マーカス3*

「はぁっっ??!!!何でそうな、るっ・・あっ、あっ、あぁぁぁんっ!!」 ジャックの腰がいきなり高速で動き出す。しこりを擦りながら奥まで貫かれ、グリグリと突き上げるように掻き回された。 激しく肌と肌がぶつかるパンパンという音と、結合部から漏れる湿ったグッチャグッチャという音がコテージの寝室に響き渡る・・・コテージに泊まる事になって良かったかも・・流石に実家でこれはない。 て言うか、アナルプラグを挿れられた時点で「実家でこれはない」って思ったけどもっ?!  夕方頃、実家のジャックの部屋でSEX直前までいったんだけど、俺の歓迎会が始まるって呼ばれて・・・「地元でもマーカスが自分のものだって早く実感したい」って、歓迎会が終了後すぐにヤレるようにプラグを挿れられてしまったんだ。 まぁ、その気持ちも分からんでもないから・・・いいや、分からんなっ!!やっぱりおかしいよね??何にもプラグ挿れなくてもよくね?動かないだけマシだけどもっ!! けど、挿れられてしまったから、極力気にしないようにしてなんとか歓迎会を乗り切ろうと頑張ったんだ・・だからサラちゃんの片言の日本語には和んだんだよ。心が洗われるって言うかさ。 その結果がこれ。 結局ジャックに信用されてないじゃん!ってちょっと悲しかったんだけど、何つーかさ、ジャックって俺の事好きすぎなんだよ。好きすぎて不安になってるってやつ。 俺が今さら女の子に惚れるわけがないのに。じゃなきゃ、わざわざオーストラリアまであいさつに来たりしねぇよ。もっと自信を持って欲しいなって思って、ちゃんと顔を見てSEXしたくなったんだ。 だから、目隠しを外してもらった。 そして甘い甘いキスをされて・・そこからはそのまま甘い感じでいいじゃん?スローセックスとまではいかなくても、イチャイチャする感じでさ。 なのに「お詫びに死ぬほど気持ち良くしてあげる」と来たよ?!死ぬほどって大袈裟じゃないからねっ??結腸まで責められたら本当に死ぬかと思うんだからっ!!ちょっとした臨死体験。うん、極楽浄土に行けるよあれは・・・  そして冒頭に戻る。俺はバックで激しく抽挿されている真っ最中だ。 「ジャック、ジャック、俺もうイッちゃう・・・」 「うん、イッて?何回でもイカせてあげるから。あぁ、中がうねって絡みついて来るね。中イキしそう?じゃあ乳首も可愛がってあげなきゃね。」 しこりの場所まで引き抜いてそこを擦りながら奥のいい所を突かれ、その動きと連動するように乳首をリズミカルにキュッキュッと引っ張り、コリコリと扱かれる。 ヤバい、目の前がチカチカして来た・・・ 「やぁぁぁぁぁっ!!一緒は、、やら、はっぐぅぅぅぅっっ!!!あぁ、来る、やゔぁいぃぃぃっっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」 ・・俺は盛大に中イキした。 「あぁ、マーカス、マーカス、可愛い、好き、好き、好きだよ。愛してる・・ほら、もっと、もっと気持ち良くなって?」 ジャックのモノが入ったまま体を仰向けに変えられる。そのまま抱きしめられ、上半身を起こされた。俺は連続で甘イキを繰り返しており、何がなんだか分からない。 力が入らず崩れ落ちそうな俺を支え、キスをしてくるジャック・・うん、甘い。抱きしめられてゆるく突かれながらされるキス最高・・・幸せだわ俺・・・・ 「ひぃっっ??!!!んぐぅっっ!!う、そぉ・・・・」 幸せに浸っていた俺の体を持ち上げ、落とすと同時に一気に腰を突き上げて来やがった。 その勢いでジャックのモノの先端が奥の入口をこじ開け、最奥の窄まりにズボリと嵌る。 「んぐぅっっっ!!!あがっ、うぅぅぅぅん、むりぃぃぃっ・・やらやら、グポグポしないれぇぇぇぇぇ・・・じぬ、じぬぅ死んじゃうよぉぉぉ・・・」 結腸を先端でグポグポと抜き差しされた俺は、中イキが止まらない。目の前にはありもしないストロボがチカチカと光り、いつの間にかOバックの前から飛び出していた俺のモノの先端からは、ダラダラと白濁が漏れている。 「あぁ、マーカス、マーカス、最高だよ・・本当は生でして、ここにたんまりと種付けしたいんだけどね・・・孕ませたいくらい・・・・」 「しょ、しょんなことされたら俺、赤ちゃんできちゃう・・あっ、あっ、もう、もうむり死゛んじゃう、、ぎ、ぎもちいいよぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」 頭の中が真っ白だ。目の前のたくましい体にしがみつき、ただただジャックを求める。 「マーカス、マーカス、好き、好き、好き、大好きだよ。愛してる・・・あぁ、、オレもイク・・・・」 ゴム越しに最奥の窄まりに熱い液体がかかるのを感じながら・・あぁ、これ生で直接かけられたら気持ち良すぎて快楽死しそうだわ・・で、本気で孕むかもしれないな・・・なんて、蕩けきった頭で本気で思った・・・・・ 「ジャックぅ・・おれもおみゃえが、しゅ、しゅきぃ・・あい・して・・・りゅ・・・・」  気が付けば、爽やかな朝だった。コテージの広いダブルベッドで、隣にはジャックが寝ている。体は綺麗に拭かれているようで不快感はない。 あぁ、俺、意識飛ばしたんだな・・って、あれは飛ぶだろっ?!あんなんマジで極楽浄土行きだわ。ま、まぁ、確かに死ぬほど気持ち良かったんだけどっ!! モゾモゾしていたら、背後からジャックに抱きしめられた。 「おはよう、マーカス。」 「ん、おはよ・・って?!コラ、乳首弄んなっ?!昨日も弄られすぎてちょっと痛いんだよっ!また大きくなるからヤメ・・あぁぁん・・・」 「じゃあ、優しくするね。マーカスの乳首はまだまだオレが育てるから。 で、昨日は一回だけでマーカスが飛んじゃったし、オレ、まだまだマーカスが足りないの。」 「あ、あんな濃いぃぃの一回で充分だっつーのっ!!ひゃっ!あっ、あぁぁ・・・・」 こうして朝からまた体を貪りつくされた・・流石に結腸責めはやめてくれたが、ジャックが三回イクまで離してもらえなかったよ・・・ 気持ちいいし、ジャックが好きだし、いいんだけどね。  結局、一週間の滞在期間中、前半はほぼコテージにこもってヤリ続けた・・俺は足腰が立たなくて、外に出るに出られなかったんだ・・ヤリすぎだろっ?!絶倫怖い・・・ 時々、エナちゃんが心配して食料を届けてくれた。その弁当がめちゃくちゃ美味いんだよ。食いながら泣いた・・エナちゃんマジ天使!! 流石に後半にはジャックも満足したのか、昼間は観光もさせてもらった。島の景色は美しく、のどかですごく良い所。展望台から島を見下ろした時には、その美しさに本当に感動した。 夜はもちろんヤッてるけどなっ(ヤケクソ)! まぁ、時間はたっぷりあったので、ちゃんとお互いの思いや気持ちも伝えきれたと思う。ジャックの不安がこれでなくなってくれたらいいんだけど。 じゃねぇと俺の体が持たねぇわ。  そんな感じでジャックの故郷への帰省は終わり、日本に帰って来た俺たち。 この春からは就職をして、これからの人生の基盤を整えていく。そして数年後には島に戻って結婚するんだ。 仕事の関係で最初から島に住むのは難しいだろうけど(おそらく二人ともケアンズ辺りで就職する)、いずれは戻りたいとジャックも言っている。もちろん俺にも依存はない。  この先の人生、俺はジャックと二人で歩いて行くんだ。 みんな、末永く俺たちを見守ってくれよなっ!!   「番外編 オーストラリアの島」 完

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