【勇人サイド】 昨日治療室から予定よりもかなり早く戻って来たなぁとは思ったけど、目は真っ赤だし、カーテンを締め切って話かけるなオーラを発していたからそっとしておいたんだけど、今日もまだベッドから起きて来ない。 悠太曰くこういう時は絡まない方がいいらしいから、本人が出てくるまで待とうと思う。 そんな悠太もなんとなく今日はソワソワしてて様子がおかしい。 ただ僕も今日はまた検査があるみたいだから食欲がなかった。 佐々木先生ならいいな、、、 そろそろ行かなきゃ。怖いな ・ ・ ・ 検査室② いつもの治療用のイスと、一畳くらいの大きさのマットが床に敷いてあるのと、手すりの付いた大きな鏡…… 少し変わった部屋だな 看護師さんにイスに座って待つように言われたんだけど、ソワソワする。 ガラガラ 扉が開いて入ってきたのは上下青いスクラブを来た小柄な先生だった。 チラッとこちらを見て、特に声をかけるわけでもなく手を洗いに行ってしまった 強面でクールな感じだな、、、 「検査を担当します森田です」 勇人「…お願いします」 僕の横にイスを持ってきて座り、自己紹介をしてくれたんだけど、なんか発せられるオーラだけでも緊張してくる。 森田「検査の内容なんだけど、勃起の具合を確認するだけだから勃起出来たら検査は終わりね。」 勇人「はい……」 森田「じゃあ下着脱いで向こうの鏡の前に立って」 えっ？ 鏡の前とか恥ずかしいんだけど…… ・ ・ ・ 森田「上さ、中に下着着てる？」 勇人「着てます」 森田「そしたら、服に隠れてちんちん見えないから、上一枚脱いで下着だけになって」 勇人「…はい……」 ほぼ全裸じゃん 　　 森田「包茎だな。ピストン痛いでしょ？」 勇人「…はい…」 あれ？案外優しいのかな…… 森田「自分でピストンしてみて」 勇人「うぇ！？」 自分でするの！？びっくりし過ぎて変な声出た 森田「男なら出来るでしょ？」 勇人「はい……」