悠太「おかえりー」 勇人「ただいま。」 悠太「元気ないじゃん、どうしたの？」 勇人「入院少なくても半年だって。」 悠太「あぁ、まぁだいたいそんなもんだよ？俺は少なくても1年って言われてるからもしかしたら同じくらいの時に退院かも！頑張ろうぜ！」 悠太のポジティブ思考に救われる。 勇人「今日から1週間集中治療室ってとこ行くみたいだから、戻って来たらまた遊ぼうね」 悠太「集中治療室！？」 悠太が目を見開いて驚きの声を上げた。 元「あそこマジで地獄だよ」 勇人「え？？」 悠太「元起きてたの？」 元「今起きた。」 勇人「元、集中治療室行ったことあるの？」 元「あるよ」 『はじめちゃん、はじめちゃん！』 悠太「あっ、竹内先生」 竹内『みんなおはよう』 元の話を遮るように竹内先生？が入ってきた。 竹内「はじめちゃん、薬まだ飲んでないんでしょ？？先生と飲もう」 元「1人で飲める」 竹内「まぁまぁ」 肩を抱えて、元をベッドに連れて行ってしまった。 地獄っていうワードが気になる。。。 ・ ・ ・ 竹内「友達を不安にさせるような事言っちゃダメだよ」 元「ホントのことじゃん」 竹内「地獄っていうワードがさぁ、あまりにも強いじゃん？」 元「なんて言えばよかったの？」 竹内「普通に治療頑張ってねーだけでいいんだよ」 元「俺親切だからホントの事教えてあげたかっただけ」 竹内「どこが親切なのさ笑。 それで、自分はどうすんの？」 元「俺は…まだ考え中」 竹内「でももう頻尿の症状も出てきてるんでしょ？めまいとか息切れとか出る前に治療始めないとさ、酷いと起きられなくなっちゃうよ」 元「…分かってる。」