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予約②

【勇人サイド】 そろそろ時間だ…カギ返さなきゃ。 今日また部屋借りられるかな…… !! …あっ……青木先生いる… レッスン室の入り口にカウンターデスクが置いてあり、青木先生が座っていた。 話かけるなら今だよね…… 足を組みクルクルとボールペンを回しながらパソコンと睨めっこをしている青木先生にテーブル越しに声をかけた。 勇人「あの……」 青木「……ここいるの珍しいな。どうした?」 勇人「あの…相談したい事があるんですけど」 青木「相談?こっち座って」 青木先生が椅子を準備してくれ、隣に座った。 あんまり慣れてないから話すのめちゃくちゃ緊張する…… 青木「要件は?」 勇人「……来週の土曜日にテストがあって、ピストン出来るようになりたいです」 青木「来週の土曜日?」 タブレット端末で俺のカルテを確認しているようだ 青木「これか。ホールで何回出来るようになった?」 ホール?? 勇人「ホールってなんですか?」 青木「持ってるやつ」 あっ!この透明の筒ホールって言うんだ 勇人「これまだ使ってないです」 青木「ん?今何を練習してたの?」 勇人「……亀頭剥く練習」 青木「まだその段階?間に合わないぞ。テスト受けるまでもなく確実に矯正具だろ」 えっ。 勇人「……どうしよう…矯正具は絶対に嫌なんです」 青木「それなら尚更ゆっくり剥いて戻すを繰り返してる時間はないぞ?ホールでの刺激慣れるために毎日何時間も練習しないと。 俺も付き合ってあげたいけど他の子も見なきゃいけないから予約空いてるところほとんどないぞ?」 勇人「…………」 青木「どうする?」 勇人「……テストの日変えてもらうとか……?」 青木「却下。なんの解決策にもならない」 勇人「……午前と午後に治療あるから、ピストン練習の時間長くしてもらえるようにお願いしてみたらいいですか」 青木「感度を上げる治療メインだから班の先生も長い時間ピストン練習付き合ってくれないよ?」 そうなんだ…… 勇人「……どうしたらいいかもう分かんない。」 タブレット端末を眺め何かを考えている青木先生を見つめた。 青木「俺に頼むなら2択、テスト諦めて矯正具か空いてる時間見つけて俺が扱くか。どうする?」 究極……

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