124 / 536

不機嫌

【勇人サイド】 午前の治療加藤先生らしい。 佐々木先生じゃなかった。。。 治療嫌だな。 看護師「勇人君時間過ぎてるよ」 勇人「ごめんなさーい」 だってトイレ混んでたんだもん。 治療室の扉を看護師さんが開けてくれ少しだけ急ぎ足で治療室へ入った !! 加藤「遅ーい」 勇人「…………」 ヤバい……先生もう来てたんだ。 勇人「……トイレ行ってました……」 加藤「時間に間に合うようにトイレ済ませなさい」 勇人「はぃ……」 急いで下着を脱ぎ処置椅子に座った。 加藤「じゃあ、今日も感度の治療ね」 勇人「はい……」 加藤「口開けて」 口……? 小さく口を開くと、こじ開けるように加藤先生の指が口の中に入ってきた 勇人「あんっ…っ……はぁ…」 加藤「始めに呼吸整えるよ」 勇人「ふぁい……」 加藤「両手後ろに回して 出しちゃダメだよ」 勇人「はぁ…ふぁい……」 すでに苦しい。 声をかけられるわけでもなく、急に背もたれを少しだけ倒された。 加藤「深呼吸」 勇人「ふぅ…はぁ…ふぅはぁ…っ…はぁ」 加藤「違う」 勇人「ふぅ…はぁ…ふぅ…ゲボッゲボッ」 唾液が垂れ込んできてしまい咳き込むと指を抜かれた。 加藤「呼吸全然上達してない。 入院してそろそろ1ヶ月だよね?これはダメ。あとで補習」 勇人「はぃ……」 加藤先生今日機嫌悪い……めちゃくちゃ怖い…… ・ ・ ・ 加藤「頭倒すよ」 勇人「はい」 雰囲気重い……治療も痛くされそうだな 加藤「この間精力剤ジェル使ったんだっけ?」 あのスースー痛いやつか!!! 勇人「……使いました……でも1番刺激弱いやつって言ってました!!」 加藤「焦ってるね。使われたくない?」 ヤバい…… 勇人「…あの…いや…でも…ちょっとなら……」 ちょっととか自分何言っちゃってるの!!ヤダヤダあれはもう使いたくない 加藤「今日別に塗る予定なかったけど、ちょっとなら塗ってもいいの?」 えっ? 加藤「今日お尻しか刺激しないから、あれは塗る予定ないよ」 じゃあなんで聞いたんだよ!! 勇人「塗らないでほしいです。。。」 加藤「あのジェルは森田先生にじっくり慣らしてもらいな。効く子は効くから」 仮に効いても使いたくない……

ともだちにシェアしよう!