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久しぶりの課題

【勇人サイド】 翌日 ずっとサボっていたホール課題を昨日からまたなんとなく始めたんだけど、今日はなんか乗り気じゃないから10回って言われてるけど5回でいいや というのもナースステーションに佐藤先生しかいなかったから佐藤先生にサクッと見せてお終いにしよと思っている シコシコ シコシコ よし5回オッケー パンツを履き部屋を出た。 昨日の治療からずっとお尻痛いなぁ……今日いじられたくないな お尻を摩りながらナースステーションを覗き込んだ よかった!佐藤先生まだいる!!今のうちに見せに行こう 早歩きでナースステーションの中へ一歩足を踏み入れた !!! うそ……奥に加藤先生いる…… どうしよう…… でも位置的に見えないかも…… 加藤先生を気にしつつ佐藤先生に声をかけた 勇人「佐藤先生……」 佐藤「ん?おはよう?」 勇人「おはようございます……課題やりました……」 佐藤「課題?」 勇人「ホールでピストン練習したら先生誰でもいいから見せてって言われてます……」 佐藤「そうなんだ笑。スタンプカードか何かあるの??(ラジオ体操カード的な)」 勇人「ないです……見せたらお終い…。」 佐藤「そっかそっか笑。回数は決まってないの?」 ドキッ!! 勇人「……特に…」 やばい…罪悪感…… 佐藤「…ふふふ笑。はい、じゃあ今日も頑張りました」 …ちょっと疑われてるかも…… 勇人「はぃ……」 でもいいや…逃げよう… 佐藤先生に軽くお礼して小走りで入り口を目指した 加藤「勇人ー!」 ひぃ!!! 加藤「来てー」 バレてた…… ・ ・ ・ 加藤「おはよう」 勇人「おはようございます…」 加藤「俺いたのになんで佐藤先生にホール見せてたの?」 勇人「…………」 加藤「コソコソ見せてたでしょ?」 勇人「…………」 持っていたホールを取られてカウンター部分を確認された。 加藤「5回じゃん」 勇人「………あと5回やって来ます…」 加藤「そういう問題じゃない。誤魔化そうとしたでしょ?」 勇人「……グスン…泣」

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