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悪寒と吐き気
【勇人サイド】
………寒い…身体が痛い…
22:30……
夜診察のあと疲れてパタっと消灯前に寝たはずなのに……起きちゃった……
凄い具合い悪い……グスン…
でも…具合い悪いって言ったら痛いことされる……
もう一回頑張って寝る……寝てる間が1番幸せ……ずっと寝てたい。
……寝るんだ……
羊数えれば眠れるはず……
……でも…おしっこしたい……
ガシャガシャ
あれ……手足ベッドに固定されてる…いつの間に……
どうしよう……ホント…めちゃくちゃおしっこしたくなってきた……ナースコールしたら看護師さんに具合い悪いのバレちゃう……
どうしよう……泣
ガシャン
!!!
えっ…誰か入ってきた
加藤「やっぱり起きちゃってたか」
森田「カメラで見張ってて正解だったね」
森田先生もいる……
森田「泣いてる?」
加藤「ホントだ」
2人が来ちゃったら具合いの隠せない……グスン…バレちゃう……
勇人「グスン……っ…」
森田「あれ苦笑。」
加藤「どうした?辛い?」
勇人「もっと寝たかった泣」
森田「まだ全然寝れる時間あるから」
勇人「でも……具合い悪くて眠れない…身体も痛い泣。トイレも行きたい」
加藤「泣かないの笑。どうする?尿器でおしっこする?」
勇人「動きたくないからここでいい」
森田先生が尿器をセットしてくれおしっこをしている間に首元に加藤先生の大きな手が触れ、体温計を脇に差し込まれた
森田「解熱剤使えば身体楽になるからもう泣かない。ね?」
勇人「グスン……」
加藤「39.0℃」
森田「え?そんなにあるの?」
加藤「一気に上がりましたね……」
森田「うーん………」
森田先生にめちゃくちゃ見られてる……
森田「どこか炎症してる……?
身体痛いって言ってたけど具体的にどこ痛い?」
勇人「関節全部……頭……脇……」
森田+加藤「脇?」
えっ…何……
加藤「リンパは確認してなかったな……」
森田先生にスルッと脇に手を入れられ優しくクルクルとマッサージされた
森田「リンパ腫れてる」
えっ…なんかおっぱい触られてる…
加藤「下もかなぁ……」
パンツの中に手を入れられ、足の付け根を軽く押された。
加藤「下は大丈夫そうです」
待って……おっぱい……
森田「解熱剤落としながらリンパマッサージかなぁ……」
おっぱい凄いもみもみされてるんだけど……
えっ?えっ?何?泣
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