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冷却方法

【勇人サイド】 なんかまた熱上がってきたかも……頭痛い 午後佐々木先生だからいっぱい甘えよう ガシャン !! えっ。青木先生…… 勇人「…………」 ちょっと久しぶりだから緊張する…… 青木「体調どうだ?」 勇人「…ちょっと頭痛い…です」 青木先生の手が首筋に触れ、体温計を滑り込むように脇に挟まれた 勇人「青木先生…佐々木先生は?」 青木「佐々木先生前の治療が押しててすぐ来られないって」 勇人「あぁ……」 ピピピピ 青木「37.8℃かぁ……上がりそうだな。」 勇人「寒いから氷取ってほしい」 青木「それは取れない。 湯たんぽもう一つ持ってきたからこれで我慢して」 さすが気がきく。 そしてノーマルなカバーの湯たんぽあるのかよ。 青木「アザラシの方が良かったか?」 勇人「えっ?」 青木「キョトンってした顔してるから」 勇人「いや…べつに…」 みんななんでアザラシがいいか聞いてくるんだ?笑 青木「アイスノンも交換な」 勇人「まだ冷たいから変えなくていいです」 青木「中のは変えないけど、上に乗せてるのは交換しないと」 勇人「……まだ冷やさないとダメですか?」 青木「……ちょっと触るぞ」 !!! 勇人「痛い!」 陰嚢を揉まれ痛みのあまりに青木先生の太ももを蹴ってしまいハッと我に返った。 勇人「…ごめんなさい……」 青木「こんなの日常茶飯だから大丈夫。」 勇人「…………」 青木「今ちょっと触っただけで相当痛かったでしょ?」 勇人「はい……」 青木「痛いってことはまだ炎症してるってこと。だから冷やさないと」 勇人「…はぃ……」 はぁぁ……早く今日終わらないかな。 うわー、、、冷たい なんか竹内先生の置き方と青木先生のアイスノンの置き方全然違う。 ガッツリ冷やされてる感が強い。 青木先生って何やっても完璧な人って感じだよな 苦手な事あるのかな。 勇人「…青木先生って苦手な事ありますか?」 青木「苦手な事?……んー……ないかも」 やっぱり 青木「苦手なものならあるけど」 勇人「え!なんですか?」 青木「低気圧」 低気圧? 青木「またキョトンってしてる笑。 先生低気圧がくると頭痛するんだよ」 勇人「へー」 青木「そういう時大概俺機嫌悪いから気をつけて」 重要情報ゲットした。 勇人「気をつけます」

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