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反省文②
【竹内サイド】
佐々木「治療器具自分で抜いて万が一粘膜傷つけたら辛いの律なんだからさ?もう勝手な事しちゃダメだよ?」
律「はーい。
ねぇ、部屋戻っていい?」
加藤「添削して返すから反省文ちょうだい」
律「添削なんてしなくていいよっ」
ん?なんかめちゃくちゃ焦ってない?笑
加藤「いいから提出」
律「消してからでいい?」
加藤「は?」
あっ……ちらっと見えたけどデビルのイラスト描いてる苦笑。
森田「何焦ってんの?」
律「マジで待って笑。」
加藤「そのままでいいからちょうだい」
律「怒らないでね!笑」
二つ折りにした反省文を加藤先生に手渡して、俺の陰に隠れだした。
加藤先生が二つ折りの反省を開き森田先生と佐々木先生が横から覗きこみ苦笑いを浮かべていた
森田「全部ひらがなにして枚数を稼いだわけね」
佐々木「このイラストは?笑」
ふっ笑。
律がごにゃごにゃ俺の耳元でささやき、背中に顔を埋めてくすくす笑い転げ始めた。
竹内「いいの?言って」
律「いーよ笑」
竹内「加藤先生の絵だそうです」
佐々木「あら笑」
加藤「律もお子ちゃまだなー。こういうのが面白い年頃ってことね。記念にナースステーションに反省文飾ってあげるよ」
律「飾らなくていいよっ!あとで返してね!」
佐々木「焦らなくて大丈夫、返してあげるから笑」
律「佐々木先生あとさ、明日の俺の治療誰?」
佐々木「明日は俺だよ」
律「うそ★やったぁ!安心して眠れる」
佐々木「あーそう?笑。じゃあ明日は頑張ってね!」
律「はーい★じゃあね」
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加藤「あいつ全然反省してない」
佐々木「まぁまぁ笑」
森田「律エネまだ入らないかな?」
佐々木「どうですかねー、、、明日試してはみます」
森田「うん」
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