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怪獣のその後

【森田サイド】 律の治療を終え、電子カルテを確認するためナースステーションへ もう15時かぁ。律の指導で時間押しちゃったな 佐々木「森田先生お疲れ様です」 森田「おつかれ。 律、自己導尿の手技全く出来てなかったから禁止にしたから」 佐々木「あぁ…すみません。チェックしようとは思ってたんですけど時間取れなくて」 森田「律全然ダメだ」 佐々木「また炎症反応上がってたから怪しいとは思ってたので助かります苦笑。」 森田「あと7号のカイトは熱下がった?」 佐々木「下がってないんですよねー」 森田「やっぱり抗生剤変えようか?」 佐々木「そうしますか〜。点滴しないとダメそうですよね」 森田「たぶんね」 佐々木「あと先生、勇人なんですけど」 あっ…そうだ。律に気を取られてて忘れてた 森田「落ち着いた?笑。」 佐々木「今のところ落ち着いて過ごせてます。」 森田「昼寝中?」 佐々木「いや?起きてると思いますよ?さっき窓から覗いた時テレビ付いてましたし」 森田「勇人この時間放っておくと寝ちゃうよ笑」 ・ ・ ・ 佐々木先生と勇人の部屋に入ると案の定テレビをつけたまま寝落ちしていた。 森田「リモコン持ったまま寝てる笑」 佐々木「完全に寝落ちしてますね笑。」 森田「抑制まだしてるの?」 佐々木「一応手だけ」 森田「なくても大丈夫じゃない?」 リモコンをテーブルに置き抑制を外し、ついでに首元を触り熱を確認した 勇人「んぅ……」 さすがにこねくり回してたから起きたか? 勇人「んぅ………」 佐々木「寝ましたね笑」 森田「丸まって寝れるようになったからしばらく起きないかもね」 佐々木「夜眠れるかな苦笑」 森田「勇人ならいくらでも寝るよ」 佐々木「たしかに笑」

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