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上手くいかない②

【佐々木サイド】 加藤「元ちゃんごめんね、ありがとう」 佐々木「全然大丈夫。ホルモン分泌を促進する注射再開するだけだよって言ったらちょっと気持ち落ち着いたみたい」 加藤「ちゃんと最後まで話聞かないからさー……ホルモン剤トラウマだからすぐパニックなっちゃうんだよなー。」 佐々木「でも注射はなるべく俺にしてほしいんだって」 加藤「あぁ苦笑。また佐々木モード入ったのね」 佐々木「そうみたい。不安定だからなるべく俺に担当つけておくね」 加藤「よろしく〜。誰かに甘えられるならそれはそれで安心」 佐々木「そうだね笑 加藤先生明日治療担当でいい?明日人数多いから竹内先生だと大変だろうからさ」 加藤「甘えん坊(勇人)どうするの?」 佐々木「とりあえず安定してるから竹内先生にお願いしようかな。午後から森田先生来るし」 加藤「そうだね〜。 森田先生午後来るなら甘えん坊そろそろあの症状でそう笑」 佐々木「勇人も出るかな??」 加藤「ハイブリッドやってる子だいたい出ない?」 佐々木「んまぁ…そうだね苦笑。」 加藤「楽しみだなぁ〜」 佐々木「ホント悪趣味だよね笑」 加藤「失礼な笑。回復の兆しを楽しみに待ってるだけでしょ」 佐々木「はいはい」 律「佐々木せんせー」 佐々木「はーい??」 ナースステーションの入り口に気怠そうな律が立っていた。 律「午後の治療パスするー」 佐々木「はい??苦笑」 律「青木先生にさぁーガシガシ扱かれてケツ激痛なんだけど」 佐々木「痛いかもしれないけど、かなり解れていい状態なんじゃない?もったいないよ」 律「たぶん中裂けてるよ?」 佐々木「なんで?血でも出てるの?」 律「出てないけど激痛」 佐々木「んー…苦笑。一応内診するから処置室行こう」 律「内診はいらないから休ませて」 佐々木「まぁ念の為さぁ」 律「えー…佐々木先生過保護ー」 佐々木「過保護って苦笑。ほら、おいで 加藤先生、勇人ちょっとよろしく」 加藤「はーい、ごゆっくり」

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