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技術訓練③
【勇人サイド】
勇人「先生……やっぱり痛い泣」
森田「深呼吸したら痛くないから」
勇人「出来ない泣」
森田「そろそろ深呼吸出来るようにならないとダメ」
ペシ!
………最近優しい森田先生が多かったから薄れてたけど……この人スパルタだった。
勇人「あぁぁ!///」
森田「休まない!」
ちょっと動きを緩めただけなのにすぐにバレてしまいホールを荒く動かされたせいでバランスを崩してしまい、森田先生の肩に手をついてしまった
勇人「あっ……」
森田「身体安定しないなら肩掴んでてもいいよ」
勇人「……はぃ…」
優しいような……怖いような……
……言ってみようかな……
勇人「先生……実は……ちょっとおしっこしたいです」
森田「………」
グイグイっと膀胱を押されてちょっとチビりそうになったけど、本当におしっこが溜まっていたためトイレに行かせてもらえた。
もちろんトイレから戻って来たら射精しかけていたちんちんがやる気を失って元のサイズに戻っていた。
森田「治療前にトイレ行った?」
勇人「……大丈夫そうだったので……行かなかったです」
足を組んで座っている森田先生の前に立たせられ、完全にお説教モード……
森田「治療前にトイレ済ませて下さいって言われてるでしょ?」
勇人「はぃ……腰フリフリしてたら行きたくなっちゃった…」
森田「……敏感な場所を刺激する治療が多いわけだしさ、我慢出来る出来ない関わらずトイレは済ませてから治療においで」
勇人「はぃ……ごめんなさい…」
森田「今からやり直しても中途半端になるから今日の治療は終わり。明日またやるからね」
勇人「はぃ……」
・
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【ナースステーション】
勇人「佐々木せんせー、、、」
佐々木「はぁい?」
勇人「僕落ち込んでる……」
佐々木「どうしたの??笑」
パソコンを眺めている佐々木先生の背中をツンツンするとクルッとイスを回して僕の目線に合わせて少しだけ屈んでくれた
勇人「腰フリフリするやつ難しい……」
佐々木「ふふっ笑。」
下を向き笑うのを必死に耐えている佐々木先生
佐々木「ごめんね、あまりにも可愛くてさ笑」
よほどツボだったのか目がうっすら潤み口元を隠しながら笑い続けている佐々木先生を見つめ、ぷくっと頬を膨らませた
佐々木「ごめんね、怒らないで笑。愛おしかっただけだからさ」
勇人「だってぇ……」
佐々木「初めは出来なくても大丈夫だよ」
加藤「先生達出来ない子の指導大好物だからね笑」
いつのまにか加藤先生も僕の後ろにいて話を聞いていたようだ
佐々木「いっぱい先生達と練習しようね」
(いや、いっぱいは勘弁なんだけど……)
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