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手厚い?③

【勇人サイド】 前隠してたタオルもどっか吹っ飛んで見当たらないし……シャンプーハットかぶったままだけど……先生達淡々と対応してくるから恥ずかしさが増す一方なんだけど 森田「腰は打ってるよね?」 勇人「……はぃ…」 加藤「床冷たいからとりあえず脱衣所移動しますか?」 森田「そうだね。立てる?」 勇人「はぃ……」 タオルを巻いてもらい森田先生に抱えてもらいながら脱衣所へ向かった…… ・ ・ ・ 加藤「お尻アザになってる」 森田「ここ擦り傷にもなってるね」 加藤「その大きい絆創膏ちょうだい」 看護師「はい」 すってんころりん事件を目撃してなかった子達も次々に浴室に入って来るし、ドSコンビいるから恐ろしく目立つ…… 勇人「いたっ!」 加藤「はいはい、我慢」 森田「勇人これからお風呂だったんだよね?」 勇人「あっ…はい…」 森田「骨に異常なさそうだから、傷の処置終わったらお風呂済ませちゃおう」 勇人「…はい」 加藤「お風呂まだだったの?じゃあなんでシャンプーハットかぶってんの?笑。(ずっと言いたかった)」 (ついに突っ込まれた!!///隙見てそっと取ろうとしてたのにぃ) 勇人「…ぃゃ…あの……シャンプーとか色々持ってたから……荷物減らそうかと思って」 加藤「シャンプーハットなんていらないからママにカゴ用意してもらいなよ笑」 (んなぁ!!!///今わざわざママって呼び方したよね!?しかも強調して言った!イジってる!絶対にシャンプーハットイジられてる!いいもん取るもん) 森田「たしかにカゴは必要だな」 勇人「…………」 森田「さぁ、お風呂行くよ」 勇人「ん??」 (さぁ、行くよって……先生とお風呂行くの??先生スクラブの裾捲ってる……付き添う気満々じゃん) 森田「ほら、かぶって笑」 勇人「わっ///」 (森田先生にシャンプーハットかぶせられたって事は……これはもう森田先生からシャンプーハットの許可をもらったようなもの♪)

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