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醜態②
【勇人サイド】
ブィィン ブィィン
佐々木「バイブ痛い?」
勇人「ハァハァ……」
なんだこの感じ……佐々木先生の目を見てたら……頭がぼぅーっとして……
佐々木「しっかり吐こう」
今バイブ使われてるんだよね?
聞こえない……バイブの音がしない……佐々木先生の声で溶けそう……
ちんちんの感覚もしない……全然痛くない……むずむずもしない……
でも凄くない!?ひょっとして僕バイブ得意になった??
佐々木「おーい」
勇人「ハァハァ……」
佐々木「ダメかな…」
ジュルゥ……
勇人「ハァハァ……ハァハァ」
佐々木「大丈夫?ボゥーっとする?」
勇人「え?……」
佐々木「手首貸してね」
勇人「…………」
ポケットに入っていた腕時計を取り出して手首で脈を測る佐々木先生の横顔を見つめた……
佐々木「脈速いね……終わりにしよう」
・
・
・
【ナースステーション】
佐々木「血圧測ろうね」
(なんか眠くなってきた……)
加藤「あれどうしたの?」
背後から加藤先生の声が聞こえ振り返った
佐々木「こらこら、動かない苦笑」
加藤「ごめん笑。俺が話かけたから」
佐々木先生に加藤先生……2人に囲まれたら血圧上がりそう……
佐々木「あー…低い苦笑」
加藤「88/43……低っ…苦笑」
佐々木「呼吸訓練してたら目がトロンってし始めちゃってさ苦笑」
加藤「……佐々木先生に見惚れちゃったか」
勇人「え///」
佐々木「違うから笑」
加藤「やっぱり呼吸管理は俺じゃなきゃダメか」
勇人「いや!」
加藤「いやじゃないの。
ちょっとはマシになった?」
佐々木「前より上手くなったよね?」
(ん!///佐々木先生のそういうところ好き!!)
加藤「酸欠なってるようじゃまだまだだな」
勇人「ムスッ……」
加藤「ちんちんは勃ったの?」
ムニムニ
勇人「あぁゔっ///」
(もう!!いきなり揉まないでよ!変な声出ちゃったじゃん)
ムニムニ
加藤「揉んでたら血圧上がるんじゃない?笑」
佐々木「こらこら苦笑」
(あれ……そういえば今日勃ってたっけ……?)
勇人「……佐々木先生…今日僕勃ってました?」
佐々木「あぁ……反応はあったけど…勃ってはいないかな」
加藤「半勃ち?」
佐々木「いや……
(この件はあとで……)」
加藤「(了解……)」
勇人「…………」
なんかいつもと違ったんだ……血液がぐるぐる巡る感覚……ギューっとちんちんに集まってくるあの感覚がなかった……
佐々木先生の言いにくそうな反応……佐々木先生とアイコンタクト取ってから大人しくなった加藤先生……
まさか…薬を減らしたから……
いや……そんなはずない……
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