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カフェ マデリカ カグヤ襲来 ユイ4

 「じゃあ、シグ、ユイの事は頼んだわよ。兄貴もアスラちゃんも今日は会ってくれてありがとう。レンさん、もし親父があたしとカイさんの事で何か言って来たら味方してね?お願いします。 ランさん!本当にまた連絡するのでこれからも仲良くしてください!」 そしてカグヤは、カイさんがランチを食べ終えるなり引きずって店を出た。 「・・・・・・」 みんな無言だ。 「な、何かすみません。」 「プハッ!!いや、すごかったね、カグヤちゃん。俺何か感動したよ。 確かにジュンさんに似てるけど、ジュンさんは放っておいても周りが勝手に動く中心人物で、カグヤちゃんはどんな状況でも道をザクザク切り開く先駆者って感じ?」 と、冬崎先輩。 「本当に良いお友達が出来て嬉しいわ~ ところで・・・カイは絶対に落ちるわよ。 その後でカグヤちゃんに振られるかもしれないけど。でもカイの残念っぷりは年季入ってるからね~案外保つかも??」 ランさんが言うといつも説得力があります。えっ?じゃあマジでカグヤとカイさんが付き合うと??! 「うん、オレもそう思う。ユイと並ぶと絵面が犯罪でしかなかったけど、カグヤとならそれほどでもなかったしね。 何歳差?カグヤはオレの一つ下だから十九歳?カイさんは三十五歳だっけ?十六歳差かぁ。まぁ、カグヤは精神的にも大人みたいだし大丈夫かな?」 兄さん、マジですか??俺、不安しかないんですけど・・・ 「そ、そのジュン様は怒ったりされないでしょうか?あれでも一応娘だし・・・ 俺、カグヤのせいでMAGからカイさんが抜けたら、今日連れて来た事を一生後悔しそうです。」 「多分大丈夫だとは思うけど・・・俺今日ジュンさんに話してみるよ。」 「レンさん!ありがとうございます!! 出来れば結果というか、ジュン様の反応を教えてもらっていいですか? 俺、気になって眠れないかも・・・?」 「うん、もちろんだよ。」 「はぁ、本当にカグヤが絡むと固定観念が覆されると言うか何と言うか。あいつは破壊神ですからね。」 「プッ!魔王親子に破壊神!!ジュンさんの遺伝子最強じゃね?!あはは腹痛ぇ!」 冬崎先輩笑い過ぎです。けど俺もそう思います。 「いやぁ、キョウ様とはまた違った神ですね!私も感服致しました。 お眼鏡にかなって本当に良かったです。 ユイは素晴らしいお兄様とお姉様をお持ちですね。だからこんなに可愛くて良い子なんですね。」 いや、シグ、可愛くて良い子て、俺だけ評価低すぎるだろそれ?!まぁ、兄とカグヤに対抗しようなんて一ミリも思わないけど。 「じゃあレンさん、今日は親父をそっちに泊めてもらってもいい?」 「あぁ、うん。話をするからそうなるだろうね。」 「よし、じゃあアスはウチに来るよね?」 「へっ?う、う~ん、明日は日曜だしまぁいいか。」 「何か予定を変更させてしまったみたいでみなさんすみません。」 兄だけ非常に機嫌が良いみたい。無表情だけど冬崎先輩が絡むと本当に分かりやすいなこの人。 「シグ、俺も泊めてもらってもいい? 何か母さんの顔見辛くて。」 「もちろんですともぉ!!!」 あっ、分かりやすいのがもう一人いたよ。

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