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第61話 壊すなら、貴方の手で あとがき
※当時のまま掲載しています、ご了承ください。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
今回は黒兎が酷い目に遭うだけのお話(言い方www)でしたが、いかがだったでしょうか?
とある方に、黒兎はストーカーホイホイだと言われて、なるほど確かにそうかも、と言うことで書いたお話です。黒兎可哀想に(笑)
さて、続編を書くにあたって考えたこと。本編では付き合い始めまでの描写だったので、お互いにやっと想いを伝え合って、どちらも相手に寄り掛かるような感じで好き、という雰囲気でした。
そこで依存的な好意は後々苦しくなるだろうから、まっすぐ自分で「相手が好きだ」と言えるようにしなければなぁ、と思ったのです。光洋の言葉を借りると「雅樹に後ろめたさを感じさせないようにいられるのか?」ですね。これに堂々と答えられるように黒兎が成長しないと、と思った訳です。
そしてそれには黒兎にももう一つ試練を、雅樹にも自分と向き合う必要があり、丁度いい雅樹の父親の存在が……!(笑)そして都合よく黒兎はストーカーホイホイ!(笑)いやぁ、雅樹のキャラは作って二十年近く経ってるんですけどね、ここでろくでもない父親が役に立つのか! と何か知らないけど感動してました(笑)
でもまぁ蓋を開けてみたら、黒兎、相当酷い目に遭ってますね(オイ)。主人公を精神的に殺すのが得意。どうも、大竹あやめです(全開の笑顔)
そんなこんなでできたお話ですが、「コレ面白いのか病」にかかってしまったので、感想など頂けたら泣いて喜びます。
余談ですが、元大手アイドル事務所にいた菅野さん。あの人は過去作『その声を聴かせて』にて、彼の過去の過ちが書かれています。気になった方は、是非そちらもどうぞ(宣伝)
ではこの辺りで。また次回作でお会いできたら幸いです。ありがとうございました!
2022.7.24
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