オレはその欲望を抑え込みながら、はだけた浴衣の合わせ目から覗く、小さな可愛い乳首を、指でそっと摘（つま）んだ。 「ふぅあんっ・・・待て・・・ダメぇっ・・・」 緋音さんが弱い所は全部知っている。 肩甲骨の周辺が弱いこともわかっていて、オレは優しく執拗に舐めて、下の可愛い口には、浴衣の袂から取り出したローションをたっぷり塗って、また指で解す。 「はく・・・えいっっ・・・もうっもうぅっっ・・・！」 緋音さんの中がオレの指をきゅうきゅうに締め付ける。 どんどん奥まで飲み込もうと、締めたり緩めたりを繰り返す。 緋音さんがオレを欲しがっている、いつもの限界の反応だ。 オレは緋音さんの背中に頸に、しつこく舌を這わせて軽く歯を擦らせたりして、緋音さんを煽りながらそっと、囁いた。 「緋音さん・・・挿入れていい？中で・・・出していい？」 ぐっちゃぐっちゃに、指を動かして、中の気持ちいい箇所を押したり擦ったり、刺激し続ける。 本当はゴムも持っているけど、今日はしたくなかった。 緋音さんの中で、全部出したい。 汗ばんでいる胸を撫ぜて、お腹を撫ぜて、緋音さんの勃ちあがっている可愛いものの先端を、指先で突いた。 緋音さんは腕を突っぱねて大きく背中を反らせながら、我慢できないのか、敏感に腰を振ってオレの指の動きに合わせている。 「イれて・・・早くぅっ・・・！」 「中で出していい？」 「いい・・・からぁ！もう何でもいいから！早くしろよっっっ！」 緋音さんが若干キレ気味に叫んで、髪を振り乱して、背中越しに振り返ってオレを睨みつけた。 薄茶の瞳が肉欲と苛立ちにキラキラ輝いて、目の縁にうっすら涙を溜めて、頬を桜色に染めて、真っ赤な口唇をガタガタと震わせて。 トロトロに溶けた瞳でオレを睨みつけながら、自分から腰を高く上げて、指をきつく、深く咥えこんで。 煽ってくる。 あ・・・ダメだ。 そう思った瞬間に、オレは指を一気に引き抜いて、腰を強く掴んで高く持ち上げると、自分の着ている浴衣の前を割って、限界まで勃起したものを緋音さんの入り口にねっとりと擦り付けて。 何度も擦りつけて緋音さんの入り口を刺激して、ローションでぬるぬるのいやらしい穴に、容赦なく一気に根元まで。 突っ込んだ。 「ひゃああああっっっんん・・・・！」 緋音さんの背中がまた大きく反る。 オレはぎっちぎちにキツイ中を、ゆっくりと腰を動かして解すように、根元から先端まで抜き差しして。 緋音さんの穴が完全にオレを受け入れられるくらい、広がって咥え込んできた。 オレは嬉しくて、緋音さんがオレを望んで受け入れてくれるのが嬉しくて。 思わず笑顔になる。 そして一気に先端まで抜いて、一番奥まで叩きつけてを、繰り返す。 緋音さんの中をぐっちゃぐちゃに、ゴリゴリに犯す。 「まって・・・やだぁぁ・・・激し・・早いっまってぇぇ！」 オレの腰と緋音さんの小さな可愛いお尻がぶつかり合う音がする。 オレのぶっ太いのと、緋音さんの小さな優しいいやらしい穴が、結合して濡れた音を立てている。 オレは腰を動かしながら、後ろから緋音さんの勃起しているものに触れて、今度は激しく上下に扱（しご）く。 「触んなぁぁぁ・・・いっちゃう・・・やだぁぁぁっっっっ！！」 腰の動きに合わせて扱いてあげると、緋音さんは大きく腰を振って、背中をくねらせて、限界まで顎を上げて、髪を振り乱すと全身をビクビクと震わせる。 部屋の中には、緋音さんの悲鳴にも似た嬌声と、繋がったところから溢れる音だけが充満していた。 「ああっあああん・・・もう、もうむりぃ・・・イクぅ・・！」 執拗に扱いていた緋音さんの先端から、ねっとりとした濃い体液が吐き出されていた。 それと同時に緋音さんの中が痙攣（けいれん）しているように、ビクビク畝（うね）りながらオレのをぎっちぎっちに締め付けてくる。 「・・あかねさん・・・締めすぎ・・っっっ！」 オレはイキそうになったのを我慢して、腰を止めて大きく深呼吸する。 緋音さんは相変わらず全身震わせながら、力が抜けたように顔を枕に埋めて、高く掲げたお尻でオレをがっちり咥え込んでいる。 枕越しに緋音さんはオレを見て、大きく深呼吸を繰り返しながら、涙で濡れた甘い瞳で、縋（すが）ってくる。 「あっ・・・もっとぉ・・欲しい・・・」 てっきりやめろと言われると思ったのに、自分はイッたくせにオレには続きを要求する。 本当に、この人は。 最高に虐めたくなるご主人様。