22 / 171

1_21

「やめっ、入ってる! ゆ、びっ……ン、ぁ、はい……って、うぅっ」  すこしずつ、本当にすこしずつ。でもとまることなく、守屋は奥へと遠慮なく指を進めてくる。 「案外、するっといきましたね……」 「ん、っ……あっ……」 「もしかして……入れてるだけで気持ちいいですか?」 「っ、そん……なっ、こと……ンっ」  ない! ――て、言いたいのに。思いっきり守屋をにらみたいのに。  守屋の指を締めつけて追い出そうとする粘膜を、押し返すようになでて広げられるたびに。もっと奥へ進もうと、突き入れてくる指に力がこもるたびに。  そこから、さらに甘い感覚がわいてくる。腰に熱がたまって重たくなる。這いあがってくる、ゾワゾワしたイイものが“なか”を鈍く、熱くする。  たぶん、この……むずがゆい場所が、そうなんだ。守屋の指がめざしている場所だ。  ダメだってそんなとこ。だって擦られたら、守屋に擦られちゃったらきっと―― 「ほら、忘れてますよ?……手もちゃんと動かしてください」 「あ、む、っり……ん……っ」  ムリ、なんて口だけで。  守屋のぬるつく指をなかでしっかり感じながら、言われた通りに、握りこんだ自分の手の動きをはやめる。  さっきよりもずっとはやく、くちゅくちゅ先走りの液を塗りつけて。 「ン、はぁっ……んァっ……あっ」  気持ちよすぎて、背中が反る。あえぐせいで苦しい喉も反る。擦る手が……カクつく腰が、とめられない。  こらえていたはずの涙がこぼれていく。だらしなくひらきっぱなしの口からよだれも垂れる。擦れば擦るほど、その先からあふれてとまらない。  すごく、感じまくっている自分がいる。疼いている自分がいる。  気持ちいい、の……とめたくない。やめてほしくない。やめないで―― 「……指、増やしますよ?」 「あ、ぁ……んっ……」  だから、さらに指を突き込まれても、もっと奥までひらかれるのを期待して、必死にうなずいた。 「ここ……いじってもいいですか?」 「ン、あ……い、い……から……っ」  シャツを捲りあげられて、言いおわる前から胸に吸いつかれても……もう、どうでもよかった。  なかをグズクズにかきまわされても。胸を舌でくちびるで、丁寧に執拗にいじくられても。  なんでも、いい。守屋にされるなら、なんでも――

ともだちにシェアしよう!