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兄ヘンゼルと弟グレーテル【触手植物、童話、♡喘ぎ、鬼畜、陰嚢責め】
「ついにやったぞ!」
ヘンゼルは悪い魔女を放り込んだ竈門 を睨みつけて、勝利の声をあげた。
数ヶ月前に森の奥で迷子になってしまい、お腹を空かせていた幼い兄弟。
ヘンゼルとグレーテル。
二人は『お菓子の家』という魅惑的な罠で誘い込まれ、悪い魔女に捕らえられていた。
兄は牢に入れられ、弟は働かされ、いずれは殺されて食べられる運命にあると知った兄弟は、力を合わせてこの魔女を退治すると決意した。
奮闘の末、計画は成功した。
こうして悪い魔女はいなくなり、無事に二人は自由の身となったのだ。
それから十年あまり、ヘンゼルとグレーテルは家に戻らず、大人になった今も二人だけで暮らしている。
「おはよう、兄さん」
弟グレーテルは近隣の村で評判の美丈夫に成長した。整った顔立ちに、逞しい身体つき。ひとたび村の市場に買い出しに行けば、彼のファンからあれもこれもと、二人では食べきれない量のオマケを貰って帰ってくる。
告白してくる娘も後を立たないが、グレーテルは彼女たちに興味を示さない。
何故ならば。
「今日も可愛いね、兄さん」
自由になったはずの兄ヘンゼルは、弟に手足を拘束されて檻の中にいた。
「グレーテル・・・・・・っ、頼むからここから出してくれ!」
あの日から太陽の光をほとんど浴びてこなかったせいか、ヘンゼルの骨格は弟と異なり華奢である。陽に焼けていない肌は白くて、中性的な雰囲気を助長している。
服を着させてもらえないため、男にしてはぷっくりと発達した乳首も、剃毛されて毛のない股間も全てが丸見え。
「あんまり大きな声を出すと、そいつらが起きちゃうよ?」
「ひ?!」
檻の中で蠢いたそれの気配に、ヘンゼルは身体を強ばらせた。拘束されたヘンゼルの周りにはウニョウニョとうねる気持ちの悪い植物がいっぱいに植えられている。
細長くヘビのようで、ヌメッとした粘液で覆われた触手型の植物。悪い魔女に捕らえられていた頃に、魔女の部屋でグレーテルが見つけたものだった。
そいつが一本、ヘンゼルのおちんちんの先っぽに入り込もうとしている。
「ひぎゃッ・・・・・・!」
「さて、植物たちの食事の時間だよ。待ちきれないみたいだ」
「や、やだ・・・・・・やめ」
可哀想なほどに震えるヘンゼルを無視して、孔の大きさの倍はある茎が鈴口を無理やりこじ開け、おちんちんの中へと侵入をはじめた。
「いぎっ、ア、ア゛ああ———!!」
「はははっ、毎度そんなに叫ばなくても、いいかげんに慣れたでしょ」
慣れるわけがない。ヘンゼルはブンブンと首を横に振った。
「ひ、ひっ、抜いてくれぇ・・・・・・変になるぅ」
背中ならまだよかった。臓腑を直接逆撫でされているのと同じ、皮膚の内側を這うゾクゾクとした刺激に耐えるようにして腰を反らせる。
植物の表面には猫の舌を思わせる小さな棘がびっしりと生えているのだ。
まとっている粘液のおかげで痛みはなく、すべての感覚が快感に変わる。長い長い茎はゾリゾリと敏感な細道を擦りながら、ヘンゼルのおちんちんを犯す。
どこまで入り込んでいるのか見た目には検討もつかないが、植物はある場所で動きを止めると、ねっとりとした液体を噴射した。
「はうっ♡」
植物の先端部は前立腺の手前まで到達していた。
ヘンゼルはぴくんと跳ね、気持ちよさげな声を出す。この粘液には餌食の感度を極限まで高める媚薬効果があった。植物は茎全体を何度も往復させ、尿道内に粘液を塗り込める。
「あ゛あ♡ はあーーー♡」
ヘンゼルは仰け反って暴れた。自身の性器がジクジクと爛れたみたいに痒くて、掻きむしりたくてたまらない。しかし痒みを帯びたその上を、細かい棘の生えた表皮が容赦なくなぶるので、与えられる刺激に身体は悦び腰がへこへこと動く。
「んああーーー・・・・・・、やだよぉ・・・・・・、どめで、ぇ♡」
この瞬間が一番、男のプライドを潰される。
やがて植物は勢いよく奥まで入り込み、ぶちゅんと前立腺を貫いた。
「・・・・・・あぐッッ!!!♡」
植物は止まらず、陰嚢内へ繋がる管を突き進む。
そしてそれ以上進めないところまで行くと、先から細い触手を出して枝分かれし、より狭まった管の中にも潜り込んでいった。
「いぎぃぃいいいいいッ」
魔女に喰われたほうがマシだったかもしれないと思うほどの、暴力的な快感だった。
ヘンゼルは歯を食いしばって、痙攣する。
「ああああ゛あ゛ああ♡ 死ぬ♡ 死ぬぅぅ♡」
精巣内に侵入したソイツらによって、チュウチュウと精子を直飲みされている。
男の急所内を犯されているんだという恐怖。精巣の働きを促すために前立腺を中から刺激され、陰嚢内では無数の触手がウネウネと動き回っているのがわかる。
粘液の効果によって精子は強制的に作られていき、陰嚢がはち切れそうに膨れ上がっていた。灼熱の痛みと痒みに快感が上書きされ、ヘンゼルは反乱狂で泣きじゃくった。
「熱いっ、熱いぃ、やべてくれぇ、あっ、ああーー♡ タマが壊れる・・・・・・ッッ!!」
時間にすれば一分にも満たなかったのかもしれない。ヘンゼルの思考が崩壊する寸前で、ようやくぬぼんっと最初の一本は出ていった。
「あぅ・・・・・・うごぉ♡」
「ふふ、またイッちゃった? あと、いち、にぃ、さん、五十本くらいかな? ぜんぶ終わるまで頑張ってね兄さん」
にっこりと、可愛い弟が笑う。
「ひぃ・・・・・・、まってくれ・・・・・・」
グレーテルと言う名の悪魔の声に、ヘンゼルはがちがちと歯の根を鳴らして喉を引き攣らせた。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・しばらく経ち、グレーテルが檻の様子を見に行くと、ヘンゼルはぐったりと気を失っていた。
順番を待ち切れなくなった残りの茎たちがヘンゼルの身体に群がり、乳首、陰茎、後ろの孔までも犯し尽くされた痕がある。
散々泣き叫んで両の瞼を赤くした兄、ヘンゼル。
グレーテルは触手型植物の吐き出した粘液でべっとりと汚れた兄の身体を拭いてやる。腫れ上がった乳首に優しく触れると、「ん」と吐息を漏らし、ヘンゼルは目を覚ました。
「可哀想に兄さん。怖かった?」
「・・・・・・グレー・・・・・・テル」
ヘンゼルの表情は虚ろだ。媚薬効果のある粘液を摂取し過ぎたせいで、一時的に意識が混濁しているのだろう。
「ごめんね兄さん、可哀想な兄さんが愛おしくて・・・・・・僕は可笑しくなりそうなんだ」
グレーテルは己れの愚息を取り出して扱き、一心不乱に兄の窄まりに押し込んだ。
「あ♡ あ♡」
甘い声を漏らす兄の頬を撫でる。
そうすると、自身を埋め込んだナカが柔らかく吸い付いてきた。求められているみたいで、泣きたくなる。
「兄さん、俺で感じてくれるの? 気持ちいい?」
焦点の合っていない、綺麗で澱 んだ暗い瞳。ヘンゼルはぼんやりと口を開けて涎を垂らし喘いでいる。
「ンア・・・・・・はあ♡」
「ああ、嬉しいよ・・・・・・ッ、兄さんッ、兄さんッッ!」
グレーテルは兄が壊れるほどに激しく腰を突き上げ、最奥に精液を吐き出すと、愛しいその身体をぎゅっと抱き締めた。
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