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第1話
絶対に、一生、抱く事など無いと思っていた柊木唯人を抱いている。
「 はっ...あ、気持ちい....」
ポリポリとたまにアフターピルを咀嚼する音を立てながら、白い肌をピンク色に染めてよがる、幼馴染の唯人。
「 感じてんじゃねーよ、このビッチ!」
口を手で塞ぎ、怒り任せに掘り進めた。
白い尻はたまに俺が素手で叩くのと、執拗なまでに激しく腰を使う為に真っ赤だ。
どうして、こうなったか、と言うと、約一時間前に遡る。
アルファの俺、佐伯晃は、恋人のオメガ、長谷部裕一と全裸で愛し合っている最中だった。
「 好きっ...大好き、晃」
「 俺も、裕一」
夢中でキスを交わしながら、抱き合いながらのセックス。
そんな時、いきなり、こいつ、唯人が現われやがった。
「 なに、勝手に入って来てんだよ、唯人」
唯人が見下ろすさまに、慌てて、俺は裕一から離れた。
「 いいなー。俺もしたい、混ぜてよ、晃。今更じゃん」
そう言って、唯人が服を脱ごうとし、俺の恋人、裕一は唖然となっていた。
「 晃、どういうこと!?」
「 あー、あの、唯人は幼馴染で」
何も無い、と言う前に、あろうことか、さっきまで、裕一に挿れていた股間にしゃがみこんでフェラし始めた。
「 何すんだよ!唯人!」
「 もういい!晃の馬鹿!」
唯人と寝た試しは一度もないのに、裕一は泣きじゃくり、服を着ると、逃げるように部屋を出ていった。
唯人を引き剥がし、誤解を解きたくて連絡しても、裕一は出なかった。
....終わった。
しかも、こんな、淫乱ビッチで面倒な幼馴染とデキてる、と勘違いされて....。
それで、今。
唯人を犯している。
ケツを叩いても悦ぶ、淫乱。
何度も中出しした。
孕んだとしても責任を負うつもりは無い。
どちらにせよ、こいつは未だかつて、不特定多数のベータやアルファと寝ているが、妊娠した試しも無い。
ピルとアフターピルを服用しているから。
首もしっかり、咬まれないようにチョーカーで守ってやがる。
最愛の彼氏から、こんな唯人とデキてる、と誤解され、振られるとは....。
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