4 / 5

第4話

「気持ちよかったか?佑太」 「うん。とっても」 三人が帰宅し、俺と先輩はベッドの上。 先輩は俺の後頭部を抱き、キスをし、瞼を閉じた。 先輩の指が散々、中出しされて汚れた穴に挿入し、掻き回す。 「んあ...っ、あっ...」 先輩の指で、さすがに出しすぎてしまい射精はしなかったが、中イキした。 先輩の指にいやらしく糸を引き、まとわりつく男達の精子。 俺は先輩の手首を掴むと、指を丁寧に一本一本、舐めた。 「...いやらしいな、佑太」 「...勃った?」 先輩の顔を見上げると、切ない微笑を浮かべ、小さく首を横に振った。 「...そっか」 「...ごめんな、佑太」 「ううん、俺こそ、ごめんなさい」 先輩を切ない顔で謝らせた事、そして...荒治療という中で、次第に興奮し、感じてしまっている事。 会社では、変わりなく、先輩と後輩、を演じてる。 「今度の休みは四人にしてみたけど、大丈夫?先輩」 こっそり、先輩のスマホにメッセージを送った。 ふと、先輩を見ると、後輩のパソコンで指導中だ。 先輩が自分のデスクに戻り、 「ああ、大丈夫だよ。佑太」 次の休みが待ち遠しい...。 ごめんなさい、先輩。 そして、その日が来た。 俺は四人と激しいセックス。 たまに、 「先輩、見て、ほら、こんなに入ってる...!」 背面座位になった俺は息を上がらせながら、腰を上下させ、先輩に頬を紅潮させ微笑んだ。 ボクサーに手を入れ、缶ビール片手の先輩も俺に笑顔をくれた。 最初のうちは俺が腰を使っていたが、下からガンガン、打ち付けられ、快感で顔がだらしなく歪む。 「あーっ、気持ちいい、気持ちいいよー!」 堪らず、両手を床に付き、快楽に身を任せた。 上向きに寝そべる四人を俺は行ったり来たり、勃起を沈めて、腰を振る。 たまにまた下から激しく腰を使われ、俺も四人も、体位を変えて何度もイった。

ともだちにシェアしよう!