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第5話

俺は秘かにスーパーに寄っていた。 いつもの休日。 もうすぐ交際から二ヶ月。 他人との交尾にもすっかり慣れた。 その後は先輩に手料理を振る舞おうと思う。 「美味しい、て言ってくれたらいいな」 何度か、先輩に手料理は振舞った事はあるが、毎回、子供のようにはしゃぎ、喜んで食べて完食してくれるのが嬉しい。 スペアキーで先輩の部屋を開けると、玄関に多数の靴があった。 「おっせーぞ、佑太」 食材の入ったビニールを持ったまま、玄関先に立ち尽くす。 奥から妖しい音と声がする。 嫌な予感がした。 四つん這いにされ、口もアナルも勃起で塞がれ、体を揺らされている先輩の姿に驚き、拍子にビニール袋を落とした。 「おー、佑太。お前がおせーから、彼氏、借りてんぞ」 ウケはした事がない、と聞いている先輩は思いがけず、艶っぽい姿で、頬を染めていて、何処か恍惚とした表情に生唾を飲んだ。 先輩はタチ、俺もウケしか経験は無い。 「最初、違和感あったみたいだけど、随分、慣れたぞ、お前の彼氏」 「...あっ!や、やめ...!」 二人がかりで上半身を持ち上げられ、騎乗位で男根を受け入れる先輩。 何度、種付けされたんだか、先輩に抜き差しされる勃起は白く汚れている。 不意に、目に飛び込んだのは...。 先輩は下から激しく掘られながら、勃っていた。 思わず、俺も服を脱ぎ捨て、全裸になると、先輩の勃起したイチモツに舌を這わせ、含んだ。 前立腺を刺激されて先輩もイったんだろう、精子の味がした。 「....んあ!や、...あ、あ...っ」 勃起をアナルに出し入れされながら、俺にフェラされ、先輩は激しく感じ、よがっている。 とめどない喘ぎを漏らす先輩の口に勃起が捩じ込まれ、頬を染めて、口を窄めて、フェラに応じる先輩...エロい。 散々、俺がフェラし、濡れた勃起。 俺は自身の後ろに手を回し軽く指で解すと即座にアナルに押し当てた。 「....っ!」 騎乗位で下から突っ込まれ、口にも挿れられた先輩の勃起をアナルに沈めていく。 「...ああ...先輩、ようやく、一つになれたよ、あ...っ、あ」 先輩は俺に勃起を飲み込まれ、咄嗟に口から勃起が外れ、糸を引いた。 先輩の首元に腕を絡ませ、先輩にキスしながら、腰を揺らす。 「本当だな、こんな形だけど...あっ、ん...っ」 先輩は後ろに挿れられたら勃起し、俺は先輩とだけセックス。 終わった頃には先輩はクタクタだった。 「本当に処女?先輩」 「当たり前だろ!」 先輩、真っ赤になって、反論した。 俺が遅いので、俺の昔のセフレ達に、代わりに掘らせて欲しい、と泣き付かれ、責任を感じ、 「...痛くしないなら」 と、先輩は覚悟を決めて、尻を貸したらしい。 ...お人好しな先輩らしいな、て思う反面、癖になられても困るとも感じる。 それから。 先輩のEDは未だ完全には治ってはいないけど、アナルに張形やバイブを挿れると勃起するちんこで俺とセックスする出来るようになった。 おもちゃを用意したのは勿論、俺。 寝取られるような事はもうしない。 が、時折、先輩を掘らせながら、先輩の勃起してるイチモツで掘られ、三連結、てな事はする。 男が帰った後、ケツから精子、垂らしながら、俺とセックスし、腰を振る先輩、想像するだけでエロ過ぎて。 勿論、先輩のケツには張形やバイブが欠かせないんだけど。 「俺がいる時だけだからね、先輩」 俺のいない時には他の男と寝ないように、そう先輩には釘を打っている。 ようやく、セックス出来るようになった先輩と俺は、しばらく、休みはベッドから離れられそうも無い。 旅行やデートはまた今度。

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