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第14話
叶斗sideに戻る
これはかなりのピンチだ、、、
「どうする?このままだと捕まって終わるぞ」
「逃げるしかないでしょ。何もせず大人しく捕まるかーっつうの」
絢、本当にお前の男気には尊敬するぜ。ただ、逃げたら逃げた分だけお仕置きが加わっていくことをみんなは知らないんだよなー。
「逃げたら逃げた分だけお仕置きが追加されるだけだぞ、前未遂だったのに10回追加されたことがあります.........」
「マジかぁぁ、悠お前はどっち派だ?」
「あっ僕??もう疲れたしここで待っとけばいいじゃん。元々お仕置きされる覚悟できてたしそんな反抗したいような思いはないしね。」
「絢どうする?悠も叶斗は逃げるの反対っぽいけど。」
「そうだな、腹括るか!お前ら覚悟はできてるか??明日腫れた目で勉強されられるなこれは
ふははっ」
なんでこんな笑ってられんだよ、、、、
覚悟??はできたので店を出たらちょうど魔の使いがきた。
「皆さん覚悟できたようですね。では車に乗ってください。それぞれ家にお送りします。」
ふへぇ?俺たちは清美からケツ叩かれねぇーの
喜びのあまりガッツポーズまで決めてしまっていた俺たちだったがそんなに甘くはなかった。
「何を喜んでいるのか分かりませんが、今回はそれぞれ家でお仕置きはしますよ。叶斗は私のままですが」
叶斗以外は、清美じゃないだけ全然いいと喜んでいた。この考えがどれだけ甘かったか後で思い知るわけだがまだ知らない涼介達は普通に話しをしながらそれぞれの家に帰った。どの家もやはり清美と同じくらいの異次元の大きさの家だった。
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