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出会い ハル1*(モブとちょっとだけ)

 「・・うっ、んん・・・はぁぁ・・・」 ジュブッジュブッ・・オレのモノに唾液が絡まる淫靡な音が狭い空間に響き渡る・・・ オレの名前は星野遥巳(ほしのはるみ)。歳は二十五歳で通称はハル。オレは今、クラブの楽屋横の物置で、ナンパしてきた外国人の男にモノを咥えられている。 まぁ、よくある?パーティーでの一コマだ。オレは気持ちいいことが大好きで、男でも女でも好みのタイプならいつでもウェルカム。ちなみに男相手の時はタチ寄りのリバだ。 「バイでヤリチンビッチなハル」それがみんなが認識しているオレ。  だがオレはきちんと音楽も愛しており、いわゆるナンパ箱に行く事はない。オレ自身もDJやライブをしているし、海外のネットレーベルからリリースしている曲も何曲かある。 オレは純粋に音を楽しむ為のハコにのみ生息しているってわけ。  けどまぁ、そんなハコでも出会いはある。特に外国人には男女ともに積極的なヤツが多く、「音は音でちゃんと楽しみながら、ワンナイトの相手を探して何が悪い?」って考え。 うん、オレもそう思う。 今日もナンパして来た外国人の男に「ホテルに行こう」って誘われたんだが、この後、今日のゲストアーティスト、JUNのライブがあるからな。 JUNは、アンダーグラウンドな音楽シーンでは有名なMAGというバンドのボーカル、ジュン様のソロだ。もういい歳をしたおっさんなのに、妖艶さにますます磨きがかかった超絶美形。 何とも名状しがたい独特の世界観を持つジュン様のソロサウンドは、その日によってエレクトロだったりテクノだったりノイズだったりアンビエントだったりと様々だ。だから絶対に見逃せない。 そう言って断ったんだが・・・その外国人、アレンはどうしてもオレを味見したかったらしい。 「じゃあさ、トイレでしゃぶらせてよ。今日はそれでがまんするから。」 そこまで言われたら、ヤリチンビッチの称号を持つオレは頷かざるを得ないよね?! だが、トイレは流石に不味い。オレは一応今日のパーティーのレジデントDJだし、もしトイレでの行為がバレてSNSなんかで拡散されたら、ハコにもパーティーのオーガナイザーにも迷惑がかかる。だから楽屋横の物置に誘った。 小さなハコだし、もちろんオレごときに個人の楽屋なんてない。けど楽屋の片隅には物置のような扉付きの狭いスペースがあって、そこでは暗黙の了解で様々ないかがわしい行為が行われてるってわけ。 それを狙ってかどうかは知らないが、楽屋の中を通らずに、一般客も通るトイレがある通路の奥を裏に回った、スタッフオンリーゾーンからその物置に入る事が出来るんだ。  そうして冒頭のシーンへと戻る。 ガチムチなアレンはネコらしい。オレのような線は細いがそれなりに細マッチョで高身長な男が大好物との事。 しゃぶるだけで満足出来るなんて謎でしかないけど・・・オレは気持ちいいからまぁいい。扉を背にし、簡単に外から開けられないように体重をかけてもたれる。そんなオレのズボンと下着を下ろし、跪いてモノを咥えるアレン。 「ふっ、ん、ん、あぁ・・・」 抑えているつもりだが、多少の声は漏れてしまう。だが、フロアの音は楽屋まで流れて来ているし、関係者でいっぱいの楽屋はガヤガヤと始終うるさい。だからオレの喘ぎ声なんて誰も気にしない。 もし聞こえても「ハルがまた盛ってるのかw」と一笑されるだけだ。オレのようなヤリチンもビッチも数人いるし、今は落ち着いているが昔は・・って先輩方も多い。だから合意でさえあれば誰も気にしない。 それ目的だけでここに来るようなヤツは敬遠されるが、ちゃんと音を楽しむ事が前提ならばそう非難はされない。相手がいる人や仲間内には基本手は出さないしな。これも暗黙の了解だ。  喉の奥まで咥え込み、唇で扱くようにしながら、口の中ではモノに舌を絡ませなぞられる・・流石に上手いな・・・オレがイキそうになったのが分かると、ちゅうちゅうと先端を吸い上げて来る。 「うっ!!!」 アレンは、オレがイッた後も尿道に残った精液までしっかりと吸い取り、名残惜しそうにモノを解放する。 そして口を開けて溜まった精液をオレに見せつけてから、ゴクリと喉を鳴らして飲み込んだ・・・

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