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打上げ本番!(2)

恥ずかしがってるショウヤの代わりに、 ハルトが処理現場の状景の一部始終を語った。 3人様は、とてもとても羨ましそうに… しょんぼりした表情で言った。 「マジかー」 「いいよなーお前らだけ…」 「てか…俺らカオルにしてもらった事なくない?」 なんでそんな本気でヘコんでるんですかっ… 「…ってコトで…悪いけど、こっからは俺らが美味しく頂く時間で、いーんだよね?」 そう言いながら、サエゾウが立ち上がった。 「あ、ちょっと待って」 カイが言った。 「その前にさ、カオル…こないだの曲の歌詞出来たっつってたじゃん…それ、聞かせてくんないかな」 「ええっ…今ですか…?」 「うん」 「おおーそれ、いいね」 サエゾウが座り直した。 シルクがまたPCに向かった。 そこに入っているはずの、カイの新曲音源を探した。 僕は…自分のスマホのメモに入っている、 その曲の歌詞の画面を開けた。 「歌って〜」 サエゾウが煽った。 「…うーん、ちょっと恥ずかしいですけど…」 僕はまた、ハイボー缶を、ゴクンと飲んだ。 「じゃ、流すよー」 シルクがマウスをカチッと押した。 スピーカーから、 あのカッコいい曲のイントロが流れ始めた。 そして僕は… いつもよりは全然小さい声で… それに合わせて、歌い出した。 その歌詞は、 いつかの夢でみた情景だった。 ハメルンの笛吹きのようなピエロに連れていかれて そして洗脳の宴に迎えられる  さあ…踊りましょう…  ボクらと輪になって。  さあ…祈りましょう…  ボクらの神様に。 逃げなきゃいけない… そう思って窓を開けた僕の前に 僕の大好きな人が、立っていた。 僕は、彼の手を迷わずとって、 そのまま2人で落下する…  さあ…飛び立とう…  あなたの手をとって。  さあ…逝きましょう…  奈落の地の底に。 そんな内容だった。 曲が終わった… 「…」 何か、シーンとしちゃった… と、サエゾウがまた、力強く立ち上がった。 「もー無理!」 そしてドタドタと僕の隣に、来たかと思うと… 僕の身体を椅子からずり下ろして、床に押し倒した。 「すげー勃った…責任とって…」 そう言いながら、僕のズボンに手をかけた。 「なんだよ、人の事せっかちとか言ってたくせに…」 カイが、くくっと笑いながら言った。 サエゾウは、僕のズボンを脱がせながら、 息を荒くして続けた。 「だって、反則だろ…あの曲にあの歌詞!」 そして自分のズボンも脱ぎ捨てると… サエゾウは、僕の上に馬乗りになった。 あまりに突然の展開に、僕はまだボーッとしていた。 彼は、僕の顔を両手で抱えて、僕を見下ろした。 「お前…マジでいいわ」 そしてそのまま、僕に口付けた。 ショウヤが慌てて、カバンからカメラを取り出した。 彼がそれをセッティングしている間にも、 サエゾウは、舌を挿れ… 僕の口の中を舐め回した。 「んっ…ん…」 口を離したサエゾウは…すぐさま僕の両足を開いた。 そして、自分のモノを、ぐいぐいと挿れてきた。 「…あっ…んんっ…」 それが奥まで入ると… サエゾウはカイの方を見て言った。 「カイにも触られたい…」 「ふふん」 カイは笑って立ち上がり…サエゾウの後ろに座った。 そして、後ろから手を回して、 サエゾウの乳首を弄った。 カシャッ… ショウヤのセッティングも終わったようだ。 「ああっ…ああっ…」 サエゾウは、満足そうに恍惚の表情を浮かべ… 僕の足を押さえながら、腰を激しく動かした。 「…ああっ…すげー気持ちいい…」 ほどなく…ビクビクっと身体を震わせ… サエゾウは、僕の中に吐き出した。 「…はぁ…んっ…マジで気持ち…いい…」 カシャカシャッ… 「サエさん…すっごく良い顔…」 ショウヤが呟いた。 恍惚のサエゾウは… シルクに向かって言った。 「はぁ…はぁ…お前もやっとけよ…すげー悦いから」 「そんな事したら、この曲演るたんびに、勃っちゃうじゃん…」 「それがいーんじゃん…」 そう言いながら、サエゾウは、 僕から自分のモノを引き抜き…僕の身体を離れた。 「ほら…」 彼はシルクの肩を叩いた。 シルクも…黙ってズボンを脱ぎ捨てた。 そして僕の…立てた両足の間に座り… その両足に手をかけた。 「またドロドロだな…」 言いながら、シルクは… 自分のモノを、僕の中に差し込んだ。 「はっ…んん…」 「ちゃんとカイにも触ってもらえー」 カイがまた、後ろからシルクの乳首に手を這わせた。 「ホントに曲の世界にイけるよー」 サエゾウが言った。 カシャッ… 「んんっ…」 シルクも、悶え始めた。 ビクビクしながら、腰を動かし始めた。 「あっ…あっ…ああ…」 カイに乳首を転がされながら… シルクは、僕の上で、 とても気持ち良さげに揺れていた。 そしてほどなく、大きく身体を反らせて… 僕の中に吐精させた。 「はぁ…あ…うん、すごい…気持ちいい…」 乳首を弄っていたカイが… 僕の中に挿れたままのシルクの肩を抱いて口付けた… 「…んん」 カシャッカシャッ… 「シルカイの画…レアだ…」 ショウヤがまた呟いた。 てか…今回…僕… 今のところ完全に、ただの玩具(いれもの)状態なんですけど…

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