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凌辱の打上げ(4)

「終わったー?」 はぁはぁと息を上げる僕の…ハルトがまた身体を拭いている所へ…煙草を吸いに行った3人様が戻ってきた。 「おかげさまで…」 言いながらハルトは…僕の身体を起こして、シャツを着直させた。 「…」 「まだ食べ足りなかったんじゃないの?」 「食べ足りなーい」 僕の代わりにサエゾウが答えた。 「いったん休憩にしよう」 そう言ってハルトは、僕を立ち上がらせると…椅子に座らせた。 いったんって何ですか…いったんって… 「…」 「はいよ」 シルクが、冷蔵庫から…新しいハイボール缶を持ってきてくれた。 「しょうがない…ショウヤが急変したからな…」 言いながらシルクは、僕の頭を撫でた。 「…ありがとう…」 僕はそれを受け取ると…力無くそれを開けた。 シルクに触れられて…少しだけ複雑な気持ちになりながら…僕はそれを一気にゴクゴクと飲んだ。 「ショウヤのせいー」 もうまるで何事も無かったかのように、飲み食い作業に復帰していたサエゾウが、モグモグしながら言った。 「…すいませんでした…」 「いーや、良いもん見せてもらったわ」 「…っ」 ショウヤは顔を赤くした。 どうせいつも…僕の方が恥ずかしいのにな… 思いながら僕は…顔を赤くする気力も無く…再び箸を握っていた。 そしてまた、繰り返しDVDを鑑賞しながらの…寿司とピザも来て…その場は、いわゆる普通の打上げな感じになった。 「次はいつ?」 「あー、その例の向こう口のマスターん所のイベントだな…」 「それ前に、真夜庭行けますかねー」 「皆の都合が合えば」 「今のうちから押さえちゃえばいいんじゃない?」 「決めちゃえー」 「だいぶ酔っ払ってますけど…大丈夫ですか?」 「大丈夫大丈夫…」 出た… あんまり大丈夫じゃないやつ… あんまり大丈夫では無かったものの…それぞれの仕事やら何やらの予定を擦り合わせて…ほぼ1ヶ月先の、週末を絡めた3日間に、日程が決まった。 「あーよかった…後はとりあえず、下見に行ってから、色々詰めていきます」 言いながらショウヤは、ホッとした表情で、自分のスケジュール帳を、パタンと閉じた。 「じゃーめでたく色々決まった事だし…そろそろカオルで遊ぼうかなー」 「…っ」 お腹もそこそこ満たされた感じのサエゾウは、言いながら、自分のハイボール缶を飲み干した。 「カイー、一緒にヤろうー」 そう言って、カイの腕を引っ張ると、サエゾウは立ち上がって、僕の横に来た。 「…」 僕は、若干怯えたような目で…彼を見上げた。 「そんな顔したって無駄ー」 サエゾウは僕の身体を、無理やり椅子から引き摺り下ろした。 「本番中からずーっと我慢してたんだからねー」 カイも立ち上がった。 「…っ」 敢えなく僕は…床に押し倒され…2人に押さえ付けられてしまった。 「…俺もやる」 言いながら…シルクも立ち上がった。 えええっ…!? 「…」 改めて3人様は…いやらしくニヤつきながら、震える僕を見下ろした。 その状況に…僕の身体には、また心地良く寒気が走り…それだけで身体の奥の方から、沸々と何かが湧き上がってくるのを感じていた。 「何か…見てるだけで勃ってないー?」 言いながらサエゾウは、面白そうに、人差し指でズボンの上から、僕のモノをスーッと撫でた。 「…んんっ…」 僕はビクビクッと震えた。 「ま、俺らも見てるだけで勃ってるけどな…」 「ガッツリ処理してもらうー」 「…」 …と、3人の手が…ほぼ同時に、僕の身体に、バサっと襲い掛かってきた。 「…あ…いやっ…」 カイは僕の腕を押さえて、僕の顎を掴むと…勢いよく僕の口に舌を突っ込みながら、シャツの上から胸元を弄った。 「…んん…ん…」 もう片方の腕を押さえながら…シルクは僕のシャツのボタンを外すと…僕の片方の乳首に口を寄せた。 「んんんっ…んんっ…」 サエゾウは、僕のズボンを脱がせると…僕の足を開かせて、太腿の内側に舌を這わせながら、僕の秘部に指をあてた。 「リアル凌辱LIVEですね…」 ショウヤは、目をギラギラと輝かせながら…カメラを取り出した。 カシャッ… カシャカシャッ… いやらしく響く、いつものシャッター音にもやられて…3人の手で、身体のあちこちを愛撫されていく僕は…あっという間に昇り詰めてしまった。 「…んんっ…んんんっ…」 カイに塞がれたくちびるから…唾液が滴り落ちた。 声を上げられないまま…僕はビクビクと大きく震えながら、敢えなく愛液を吐き出した。 「…んっ…ん…」 「もう出ちゃったー」 「…早いな」 3人は、そんな事はどうでもいいように…肩で息を上げる僕の身体を、愛撫し続けた。 ようやく…カイが口を離した。 「…はぁ…はぁ…はぁ…」 と、息付く暇も無く…カイはズボンを脱いで、僕の首元に跨ると、自分のモノを僕の口に押し付けてきた。 「んっ…んん…」 「こっちは貰うねー」 言いながら、サエゾウもズボンを脱ぎ捨てると、自分のモノを僕の秘部に押し付けた。 「…んんんっ…んんっ…」 そして僕は…そのままカイとサエゾウに、両方の口を塞がれてしまった。 ビクビクと震える僕の身体を、押さえ付けるように、シルクが僕の乳首を責め続けていた。 「…んん…ん…んっ…」 カシャッ… カシャカシャッ… 容赦なく…シャッター音が何度も響いていた。

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