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【第9話①】お前と生きて生きたいんだ。1

 国近肇と須藤美斗は、あまり多くのことを話す性質ではなかった。502号室で暮らしはじめた当初、二人の会話は必要最低限のこと以外にはなかった気がする。  まして美斗は、自分を置いてくれた国近に感謝はしていたが、完全に信用はしていなかった。そうでなくとも、人との関わりがほとんどない生活をしていたので、気の利いた会話など出来るわけもなかった。  国近は国近で、美斗のそういう複雑な心の機微を理解していたのだろう。必要以上に美斗に踏み込んでくることはなかった。  二人は、一定の距離感を保って生活をしていた。  あれは、二人で暮らしはじめて、二週間ほどが経った日のことだっただろうか。  朝。  寝床にしていたソファーから目覚めると、その下で国近がコーヒーを飲んでいた。  毛布にくるまったまま、美斗はぼんやりと、彼の背中を見つめる。  今は何時だろうか。部屋の中は太陽の煌々とした光が差し込んでいた。そんなに早い時間ではないようだった。頭の近くに置いてあったスマートフォンを手繰り寄せて、画面を確認する。時刻は8時半を過ぎたところだった。  今日は随分ゆっくりしているな。普段ならもう、とっくに家を出ている頃だろう。  けれど、目の前にいる背中はまだ部屋着のままだ。  鼻に届くコーヒー豆の匂いが心地よくて、目を細める。身体を起こそうと身じろぎをすると、国近がこちらを向いた。 「おはよう」  と、穏やかな声を掛けられる。 「……ああ」  仕事は、と聞きかけて、そんなことを気にする仲ではなかったなと気が付く。  この時間まで家にいるということは、休みか遅出なのだろうと勝手に理解する。 「コーヒー、君も飲むか?」 「……ん」  小さく頷く。国近は立ち上がってキッチンの方へ向かうと、コーヒーポットを火にかけ始めた。 半分ほど起こした身体を最後まで起こして、毛布を畳む。インスタントコーヒーの瓶を、コンコンとカップの縁に当てる音が聞こえてきた。国近のいた位置の、ちょうど隣に腰を下ろして、コーヒーが出来上がるのを待つ。  しばらくすると、カップが目の前に置かれた。  中を覗き込む。何も言わなかったけれど、ミルクがきちんと入っていた。 「俺は買い出しに行こうと思っているんだけど、君の予定は?」  隣に座り直した国近に、問いかけられる。  カップに口をつけ、クリーム色の中身を啜ると、甘い味が口の中に広がった。コク、と飲み込んで、 「ない」  と、答える。 「そうか。じゃあ、また留守番しているといい」 「……。……一緒に行く」  少し悩んで、そう答えた。生活必需品はネット通販で買っているようだが、生ものは近場で買った方が都合がいいはずだ。  自分がいる分、買う物の量も増えていることだろう。荷物持ちぐらいならしてもいい。  簡潔にそう伝える。  そうか、と頷いて、国近は薄く笑った。 *  アパートから車を十分ほど走らせた隣町に、大型のスーパーマーケットがある。家の近所には小さなお店もいくつかあるのだが、国近はドライブがてらにそのスーパーを利用することがあるらしい。 午前十時。平日の店内は、まだ開店間近の空気が漂っていた。まばらな人通りの中で、店内アナウンスが今日のお買い得品を知らせていた。 「必要なものや欲しいものがあったら、適当にカゴに入れていい」  そう言い置いて、国近が先に進む。  美斗はこういった場所に中々来たことがなかった。物珍しそうに辺りを見回しながら、国近について歩いた。  野菜や肉、魚、一通りの食材を国近がカゴの中に入れていく。少し量が多い気がするは、買いだめして冷凍しておくからだと最近知った。  そうやって、しばらく歩く。ふと、商品棚の中の一つが気になって、美斗は足を止めた。そこはデザートコーナーのようだ。棚の中央に、カッププリンが並んでいた。香ばしく表面をブリュレされた写真が、パッケージに写っている。それはとても美味しそうで……。  そっと手にとって、パッケージを眺める。  普段は気にならないそれが、なぜかその時無性に食べたいと思った。  けれど……。  頭の中で、所持金を数える。今週の稼ぎ口はまだ決まっていない。衣食住は充実しているから不自由をすることはないだろうが、無駄遣いはしない方がいいだろう。  甘いものは、食べなくても生きていける。今日を生きるだけで精一杯の自分が、望むようなものでもない。商品を戻そうとする。  その時だった。 「……それ、欲しいのか?」  隣で、国近が問いかけた。いつの間にか引き離されていたらしい。振り返ったときに美斗がいないから、ここまで戻ってきたようだ。 「あ? 違う、見てただけだ」  ぶっきらぼうに美斗は返した。  数秒。国近は美斗の顔を見つめた。何を思ったのか、美斗の手からそれを奪うとカゴの中に入れる。むっと、美斗は顔をしかめた。 「おい。いらないって言ってる」 「俺が食べるんだよ」  ああそうかよ。好きにしたらいい。  でも隣で見せつけられるのは少し辛いな。こういう時、美斗は自分と周囲との違いを感じずにはいられなかった。美斗以外の人間は、好きなものをいつでも好き勝手に、手に入れることができる。いつもそうだ。たった一つのスイーツに、美斗の心は簡単に傷つけられる。  シュンと、心なしか美斗は肩を落とした。それは、他の人が見てもきっと気が付かないような微かな変化だったけれど、国近には読み取れたようだ。 「……半分いる?」  頭上から、問いかけられる。は、と当惑の表情を浮かべると、国近が続けた。 「俺はこんなに食べないよ」 「…………」 「残ったら捨てるしかないな」 「……。……じゃあ、も、らう」 「ああ」  短く頷くと、国近はまた美斗の前を進みはじめた。  遅れて、はたと気が付く。並外れて大きなサイズでもないデザートを、大の大人が完食できないはずはない。今のはきっと方便だ。  自分はそんなに、物欲しそうな顔をしていたのだろうか。急に気恥しさが押し寄せてきた。やっぱりいらないと言おうとして、今さら突っぱねることが不自然であることに気づく。そのための言い訳は、もう塞がれてしまった。 きゅ、と美斗は唇を噛んだ。自分の感情が、自分のものなのによく分からなかった。 「国近」  背中に向かって、呼びかける。彼のことを呼んだのは、その時が初めてだった。 「ん?」  足が止まって、穏やかな瞳がこちらを向いた。 「……なんでもない」  言いかけた言葉を噤む。謝罪も礼も柄じゃない。  けれど、何を思ったのだろうか。ふっと、彼の顔は柔らかく緩んだ。 「ああ、どういたしまして」 「っ……! 何も言ってないだろ!」 「そうか」  本当に調子が狂う奴だな。むすっとまた、美斗は顔を顰めた。そんな様子は意にも返さず、国近は続ける。 「今日はハンバーグにしよう」 「……」 「煮込んだのと目玉焼き乗せたのだったらどっちがいい?」 「……。……煮込みの方」 「ああ。了解」  胸の奥がじわじわと温かくなる。  家に帰っても、これをネタに彼が自分に手を出さなかったら、もう少しだけ彼のことを信用してやってもいい。そう、心の中で思った。  結局あの日の荷物は全て国近が持って、家に帰ったら彼はとびきり手の込んだ煮込みハンバーグを作ってくれた。  夕食の後でプリンの封を開けると、それを一口だけ食べて、残りは全て自分にくれた。  あのあとから、彼は時々、甘い物を買って帰ってくるようになった。 *  調子がいい。  リビングのテーブルに腰を掛け、須藤美斗はノートパソコンを開く。  慣れた手つきで電源を入れると、タイピングソフトを起動した。  書きかけの小説の鮮やかな文字の羅列がその画面に浮かび上がる。二、三行目線を滑らせて、キーボードの上に指を置いた。控えめなタイピング音が部屋の中に響き渡る。  執筆活動を始めたのは、この部屋に来て三ヶ月ほど経った日のことだった。突如深夜に思いついた物語を、夢中で綴った。  はじめの頃、小説を書くことはなんて難しいことなのだろうと思った。伝えたい情景や感情は確かにあるはずなのに、文字に起こそうとすると上滑りして消えてしまう。読むときは数分で終わる場面は、いざ書くとなると何時間も時間が掛かった。なによりも一番きつかったのは、確実な正解がないことだ。何を書いても、書いているうちは誰も否定や肯定をしてくれない。それは出口の見えない真っ暗なトンネルを歩いているような気分で。  美斗の人生で、それは今に始まったことではないけれど、この時ばかりは誰かを頼りたくなった。  自分の父は、よくこんな面倒なことを仕事にしていたものだと思った。  結局四十枚の原稿を書くのにひと月を費やした。ただ、その原稿が七十を超えた頃から、不思議とコツが掴めてきた気がする。そこからラストを書き切るまでには、そんなに長い時間はかからなかった。完成した小説を、読み返すこともせずに美斗は投稿サイトに投稿した。  ペンネームは、少し悩んで、父の筆名を踏襲した。父のペンネーム『雨宮千秋』は、父の本名と、母の名前を捩ったものだ。  あれから、気が付けばもう半年以上が経過している。サイトに投稿した小説は、当初はさした反応も見られなかった。でも、数週間を超えた辺りでちらほらと感想が届き、少しずつ閲覧数が増加した。二カ月を超えた頃にはランキングに食い込むようになった。そして、あれよあれよという間に出版社の人間の目にとまり、書籍化が決まった。版行後は運が良かったのか担当編集の手腕が良かったのか話題になり、それなりの売り上げを記録している。  初野春のニュースを見る時、美斗は今でも現実感が湧かなくなることがある。 『陽の当たらない春を探して』は、確かに自分の書いた小説だけれど、小説を書いている自分と、彼の前で軽口を叩いている自分は、本当に同一人物なのだろうか。今でも信じられない気持ちになる。  カチカチと、キーボードを鳴らす。  調子がいい。アイデアが泉のように湧いてくる。ここ数ヶ月はずっとそうだ。  それだけではない。眠れなくなることや頭痛に悩まされることがなくなった。慢性的に自分を支配していた倦怠感や苛立ちが、きれいさっぱりと消えた。  第二性を持つ人間は、欲求を解消しなければ心身に様々な不調を引き起こす。けれど適切に解消できれば、こんなにも生きやすくなるらしい。  ふと、手を止める。画面の時計が十六時を指していた。随分と長い間熱中していたらしい。気が付けば夕焼けが部屋に差し込んでいた。  手をキーボードから下ろして、美斗は肉体の力を抜く。  そろそろ休憩して、一度食事を取ろう。先日もはじめに怒られたばかりだ。  目線を、ベランダの方へ向ける。  そこには美斗が仕事用に購入したプリンターがある。その上にダブルクリックで止めたコピー紙の束が乗っていた。それは美斗が執筆の合間に書いたある文書だった。  小さく息を吐く。目線をコピー用紙から外して、美斗は立ち上がった。 *   国近肇がマンションを訪れたのは、過日のパーティーからちょうど五日の月日が経過した日だった。  安全を確認するのに時間を要した。その間、国近は美斗の身に危険が及ばないかと気が気ではなかったが、部屋に着くと、美斗は普段通り定位置で小説を書いていた。  ノートパソコンから顔を上げた瞳と、視線がぶつかる。  不思議そうに首を傾げた浅黄色に、ようやくひとまず安心することができて、ほっと、国近は胸を撫で下ろした。  ソファーに腰をかける。美斗を見下ろして、 「何か食べたのか」  問いかける。 「……はじめはいつも俺の食事の心配をしているな。それしか話題がないのか」  通常運転の軽口が返ってきた。 「それは……」  言いながら、国近は苦笑する。  放っておくとすぐに食事を抜くからだ。502号室で暮らしはじめた当初、国近が仕事から帰るまで、美斗は一切食べ物を口にしなかった。自分の帰りがどれだけ遅くなっても、真っ暗な部屋で息をひそめて待っていた。  何日目かにそのことに気が付いた国近が、自分がいない時は冷凍室のものを温めて食べろと伝えたのだ。それでも、そこから数日は冷凍室の中身が減ることはなかった。何度もしつこく言って、ようやく食べてくれるようになった。  彼がそういう風にしなければ生きていけなかったのだと知ったのは、その少しあとだったか。 「昼前に食べたよ。夕食はこれからだ」 「そうか」  返答に、二度目の安堵が零れる。あの時から比べると、彼は随分と人間らしい生活をしてくれるようになった。  沈黙が、その場を支配する。  背もたれに深く身体を預けて。ぼんやりと、国近はリビングを見回した。この部屋は、随分と物が増えたな。その大部分を占めるのは、国近が美斗に与えた小説だった。何もなかった部屋は、今は適度な生活感に溢れている。  どれくらい、時間が経っただろうか。  本題に入らなければならないと思った。  呼びかけようと、唇を開く。 「はじめ」  先に言葉を発したのは、美斗の方だった。顔をそちらに向けて、彼の顔を見つめる。 「告訴状を出したいんだ」 「……!」  思いがけない単語だ。国近は目を見開いた。  美斗はおもむろに立ち上がると、二、三歩ベランダの方へ足を進めた。プリンターの上からコピー用紙の束を掴むと、それを国近の膝に置く。 「思い出せる限りのことを、記してある。受理してくれないか」 「……いいのか」  被害届と告訴状は、その意味合いが大きく異なる。被害届が犯罪被害にあった事実を申告するものなのに対して、告訴状は犯罪被害の事実を申告した上で、被疑者の明確な処罰を求めるものだ。告訴状を受理した場合、捜査機関には法律上の捜査義務が生じる。  立ち向かうつもりでいる。須藤正臣を相手に、真っ向から。  ほんの一瞬だけ微かな苦笑を浮かべて、美斗は隣に腰をかけた。 「……お前の、考えていることぐらい分かる。しばらく来ないと思ったのに、やっと来たと思ったらずっと上の空だ。何かあったんだろう。……それに、ずっと逃げ続けられるわけじゃない」  そう言った国近から視線を逸らすと、美斗はベランダの方を見つめた。つられて国近も窓の外を見る。陽が傾きはじめていた。紅く染まった空の向こうから鴉の鳴き声が聞こえるー。 「兄に連れ戻された時、ずっとあの場所に帰りたいと思っていた。最近、また思い出すんだ」  数秒の沈黙があった。  しばらくして、その顔が再びこちらを向いた。 「俺は、502号室に帰りたい。あの場所で、これから先の人生を過ごしたい」  強い意志のこもった瞳が、国近を射抜いた。 「お前と生きていきたいんだ」 「叶えて、くれるか?」  コピー用紙を掴む。その重みをしっかりと確かめてから、国近は深く頷いた。 「……もちろんだ」 *  翌々日。  マンションの前に現れたのは、柏木大志の姿だった。  自分たちが動き出すとき、一番危険に晒されるのは彼だ。美斗の執筆活動のこともある。美斗と相談をして、彼と話をする機会を設けることにした。  当初、国近は外での会合を提案した。先日、柏木から彼の過去について聞いた。外で会うのは危険が伴うが、この部屋には来たくはないのではないかと思ったのだ。  しかし、返ってきた言葉は、 「あの部屋は俺のマンションですから。俺が行くこと自体は怪しいことではありません」 というあっさりとしたものだった。  リビングのテーブルで、三人が向かい合う。  順を追って、国近はこれまでの経緯を説明した。  美斗は慣れない来客に、初めは固い表情をしていた。  しかし、大志がずっと協力をしてくれていたことは知っている。国近が説明をしているうちに、徐々に緊張をほぐしていったようだ。  二人は年も近いから、全てが終わったあとには、いい友人になれるだろうか。そう国近は思った。 「率直に、君の意見を聞かせて欲しい」  全てを話し終えた後で、国近はそう切り出した。  問題は山積みだ。自分一人ができることは限りがあるから視野を広げて考えたかった。  大志はしばらくの間考え込むと、 「美斗さん」  美斗の顔を見つめる。そして、こう言った。 「民事訴訟を起こす気はありませんか?」 「……?」  言葉の趣旨が分からず、美斗は困惑の表情を浮かべた。 「民法上、養子縁組は特定の要件があれば離縁することが可能です。本来、協議離縁、調停離縁といった流れで進めていくのですが、養親である忠臣氏が意識不明の状態であるためその手段が取れません。しかし……」 「……憶測ですが、正臣氏か佳史氏のどちらかが忠臣氏の成年後見人……つまり代理人を務めているのではないかと思います。そこを相手取って、縁組を解消するための裁判が起こせます」  それは確かに、法曹の人間らしい意見だけれど……。 「……なぜ今、それが最適だと思ったんだ?」  国近が尋ねる。明瞭な口調で、大志が答えた。 「いずれやるべきだというのも一つの理由ですが……。美斗さんの身の安全が今回の鍵になるからです」 「捜査にはそれなりの時間がかかりますよね。これまでのことを考えると、内輪で揉み消されるリスクもあるのではないでしょうか。その間に美斗さんの身柄を取られたら、こちらは為す術がありません。でも、この方法なら――」  はた、と国近は気が付く。彼が狙いとしていることが、徐々に見えてきたような気がした。 確かにこの方法なら……。  ――より早く問題にできる。 「先日週刊誌の記事を読みました。須藤グループが当事者にいるのであれば、世間の注目は集まります。まして美斗さんは今話題の匿名作家です。初野春の正体が合わせて明かされたら、それなりの騒動に発展するはずです。そこを利用するんです。そうすれば、正臣氏は迂闊に美斗さんに手出しができません」  顎先に指を置き、国近は思考する。  つまり、訴訟を利用して疑惑を流し、大衆の目を向けさせるのか。  第三者の目があれば動きづらくなる。  もっとも、訴えの取り下げや放棄をしてもらうために、秘密裏に美斗の身柄を拘束する、という手段もあるから確実に安全とまではいかないけれど、法律家が間につくなら牽制は出来るはすだ。 「しかし……」  国近は顔を曇らせた。この方法はあまりにも美斗の精神的負担が大きすぎる。  それに、正臣氏は持ちうる全てを使って対抗してくるだろう。考えたくはないがもし……。 「ええ。この方法は想像以上に辛い方法だと思います。そして、これは単なる時間稼ぎにしかならない可能性もあります。親族問題に強い先生なら何人か紹介できますが、確実に勝てるという保証はありません」  言いながら、大志は目を伏せた。少しの間押し黙ってから、覚悟を決めたように顔を上げる。 「……ですからその上で、向こうがこちら側の請求を受け入れせざるを得ない状況を作ります」 「……!」  そこで、国近は理解した。  なるほど。彼に意見を求めたのは正解だった。  机上には、美斗に貰ったコピー用紙の束が乗っていた。それを、一度だけ撫でて、大志が言う。 「告訴状は切り札になりますが……。」 「切り札は、一番効力を発揮できる時に使うべきです」

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