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怜央編 第二話

最初会った時は、すごく小さくて可愛らしい印象だった ちんぴらに絡まれてて涙目で必死にもがいてる姿を見て助けないとと思ったのがきっかけ その時はまだ、運命の番だって知らなかった ま、相手は弱かったしすぐに倒せたから良かったが、その後が問題だった 一目見てわかった 風によって、流れる運命の番の香り ほのかに柑橘系のような匂いがして、興奮してたまらなかった 今すぐにでも、押し倒してこの子を泣かせたい 必死にもがいて自分だけしか助けられなくしたい 運命の番の方を見るとカタカタ震えていて今にも泣き出しそうな涙目で下を向いている 本当は、この弱っちぃチンピラを殺そうとも思ったが、運命の番が怖がりそうなのでやめた 可愛い、今すぐ抱きしめてあげたい それより、この子が逃げたら一環の終わりだ この子が顔をあげそうになったから発情させないよう手で目を隠して、「とりあえず、ついてこい」とだけ言って車に乗せた 運命の番に触ることに我慢できなくて手を繋いでしまった 小さくて可愛らしい手 「乗れ」とだけ言って 俺も車に乗った 車が動き出し、運命の番と顔を合わせないよう外の景色を見る 車の中で考える これってまさか、誘拐じゃないか? 見た感じ、未成年かもしれない 未成年だったら手は出せないし、我慢するしかないのか はぁ〜 せっかく会えたのに 早く家に着け! こっちは興奮して抑えきれなくなる はぁ〜やっとマンションの前に来た 固まっている運命の番を横目に車を出て、あの子が座っている方にドアを開いて、顔を見ないように手を繋いだ マンションに入り エレベーターに乗り、部屋のボタンを押した 少し経って エレベーターが止まった 先に廊下を出て、カードをかざしてドアを開ける 運命の番に入れといわんばかりに、大きくドアを開けてこの子が入ったらすぐに鍵を閉めた

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