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家を出てから 第十話

湿り気と、暑さに満ちた天気 僕は、今、大学に行く途中だ まだ、六月の上旬なのにこんなにも暑い日 僕は、この暑さのごとく、3日前ぐらいから興奮していた なぜなら、明日は、楽しみに楽しみに、悠羽と約束した、オールラウンドサークル?の見学日だ 興奮していたが、怜央さんと、別れを告げてから僕は何も考えれず、悠羽にぼーっとしてることが多くなったねと言われた 「はぁ~」とため息をつく、よく考えてみれば、怜央さんと出会う前は、こんなにもため息をつかなかった ん~と考えるも、ゆきには、思い当たる節がいくつかあった 怜央さんは、太陽みたいな輝く星 僕は、月みたいに太陽に照らされてる星 僕と、怜央さんは対になっている だから、だからって、もう考えるのやめよ 大学にも着いたし 講義に間に合うか気になり、大学内の時計を見たら、あと、8分だった ま、間に合わない? わかんないけど、急ご 早歩きで、講義室に入り、講義室内の時計を見たら、あと、3分で始まってしまうところだった 「ふぅ~危ない」と講義室にいる人に聞かれないよう小声で言った とりあえず、どこに座ろう ん~、前の方がいいのか、後ろの方がいいのか、迷うぅ~ 悠羽もこの講義受けるし、まだ来てないみたいだしと辺りを見渡しながら考える 悠羽が入ってきた時に、見つかりやすいように、前の方にいよ、そう思い、席に座った

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