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家を出てから 第九話

玲央視点 玲央は仕事から帰ってきたあと、ソファーに座り、酒を飲み、ゆきのことを思うと同時に、イラつきを隠せれない様子だった あ゙あ゙クソっ ゆきが居なくなってからというもの、酒に溺れるような生活、つくづく思う、ゆきが居なくなったら俺はどうしようもない人間だということを 昔は、女や、オメガと遊んで、イラつきを解消していたが、そんな気力もない 俺は、ゆきと出会う前にタバコを吸っていたが、また、吸い始めた 家は散らかり、仕事は見にならず 飲んだ酒を壁に投げぶつけるが、このイラつきは収まることを知らない あ゙あ゙寝るか 情けない自分にイラつき、近くにあった、机を蹴飛ばし、寝室に向かった ガチャ 部屋に入り、全体を見る 1人では、広い部屋、静けさが部屋を満たす ベットに入ったが、寝れねぇー ゆきと出会う前は、1人で寝るのも寂しくなかったが、今は、寂しい こんなに素直に寂しいと思ったことは無い いつ、お前は帰ってくる? どうしたら帰ってくる? 俺はお前のことで頭がいっぱいだ 次の発情期に戻ってきたならば、ここに閉じ込めてやる それか、お前の足を折って、一生歩けないようにしてやろう ダメだ、こんなことをしたら、ゆきに嫌われてしまう 玲央は、ゆきが出ていってからというもの、悪魔のような考えしかできなくなってしまった、だが、玲央にも理性がある、ゆきに嫌われることをわかっている、現実では、そんなことをしないが、考えてくるものは、犯罪ギリギリのこと そんなことばかり、考える玲央は自分に嫌気がさしていた ________________________________________ 次は、ゆきちゃん編です

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