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家を出てから 第八話
悠羽に優しい言葉をかけてもらい、ようやく落ち着いてきた
悠羽にもう大丈夫だと伝え、講義室を出て、顔を洗うためにトイレに向かった
ピシャピシャ、トイレの洗面所で顔を洗う
顔を上げ、鏡で僕の顔見ながら、ハンカチで顔を拭く
ん~やっぱり、悠羽みたいに可愛くない
自分磨きしないと、、、、と思いつつも、この顔はそんなことさえも無理なんじゃないかとか思い始めた
また、悠羽が心配しちゃう前に、早く戻ろ
急いで講義室に戻るとまた、悠羽は寝ていた
「はぁ~」僕はため息をつき、悠羽をまた起こした
「悠羽~悠羽~」
「んっ~」と眠たそうな声をあげるけど僕は悠羽の腕を引っ張り、何とか起こした
「悠羽~もう、帰ろ~」
「うん~」と目を擦りながら頷いた
僕達は大学をでてそれぞれの家に帰った
家に帰っても課題ばかりで疲れてしまった
寝っ転がってため息を着く
天井を見上げてたら急に玲央さんが浮かんだ
だ、ダメだダメ!
ん~もしさ、もしだよ!僕がさ、玲央さんと釣り合うような人柄だったら未来は変わってたのかなぁ~
もう、わかんないや
玲央さんのこと考えるのやめよ
どうせ、結ばれない恋なのだから
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次、玲央編です
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